新築建売の値引き交渉はできる? 決めるのは売主、頼み方とタイミング
新築建売の値引き交渉はできますが、応じるかどうかを決めるのは売主です。
応じてもらいやすいのは、住宅ローンの事前審査を通したうえで、購入申込書に希望の金額と理由を書いて出したときです。
ただし、掲載したばかりの物件や、申込が重なっている物件では、応じてもらえないことも多いです。
値引きと「価格改定」の違い
値引きは、あなたの申込に対して、売主がその場で価格を下げて応じることです。
価格改定は、売主が広告の価格そのものを変えることで、だれが買っても同じ価格になります。
じぶん新築の物件ページでは、価格が変わった物件に「価格改定」の札を付け、改定した日だけを出しています。
前の価格や変わった幅は、不動産広告の決まり(二重価格表示の決まり)に沿って出していません。
応じてもらいやすい場面・にくい場面
応じてもらいやすいことがある場面
完成してから時間がたった物件は、応じてもらいやすいことがあります。
「新築」と広告できるのは完成から1年未満で、まだ人が住んでいない家だけなので、売主はそれまでに売りたいと考えるためです。
売主の会社の決算期の前も、売上を合わせたい時期なので、応じてもらいやすいことがあります。
同じ分譲地で最後の1棟になった物件も、同じ傾向があります。
応じてもらいにくい場面
掲載を始めたばかりの物件や、価格改定をしたばかりの物件は、応じてもらいにくいです。
ほかの方の申込が重なっている物件も、値引きをしなくても売れるので、応じてもらえないことが多いです。
完成前の物件は、完成済みの物件より応じてもらいにくい傾向があります。
値引きの頼み方
住宅ローンの事前審査を先に通す
売主が値引きに応じるのは、その金額なら確実に契約してもらえると判断したときです。
事前審査を通しておくと、買える方だと売主に伝わり、話を聞いてもらいやすくなります。
購入申込書に、希望の金額と理由を書く
口頭で「いくらになりますか」と聞くより、購入申込書に希望の金額を書いて出す方が、売主は判断しやすくなります。
「この金額なら今月中に契約できます」のように、理由と時期を添えるのが大切です。
端数を外す程度の希望から始めるのが一般的です。
値引きの代わりに、付いていない設備を頼む
価格はそのままで、網戸やカーテンレールなど、付いていない設備を付けてもらえることがあります。
物件ページの「諸費用の明細(概算)」で、付いていない設備の目安を確かめられます。
やってはいけないこと
値引きに応じてもらったあとに断る
値引きに応じてもらったあとに断ると、売主はほかの方への案内も止めていたことになります。
同じ売主の物件で、次から話を聞いてもらえなくなることがあります。
値引きを頼むのは、その金額なら買うと決めてからにしてください。
物件の欠点を並べて下げてもらおうとする
欠点を理由にした交渉は、売主の気持ちを損ねて、かえって話が進まなくなることが多いです。
気になる点は、値引きの理由にするより、引渡しの前に直してもらえるかを確かめる方が役に立ちます。
仲介会社ができること・できないこと
当社は、あなたの希望の金額と理由を売主にお伝えし、交渉します。
どのくらいの余地がありそうかも、物件ごとにお伝えします。
ただし、応じるかどうかを決めるのは売主で、当社が結果をお約束することはできません。
当社は売主からも仲介手数料をいただく立場ですが、売主と買主の両方に誠実に仕事をする義務があり、買う方の希望を省いて伝えることはありません。
次の一歩
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
新築建売の値引き交渉はできますが、応じるかを決めるのは売主です。
事前審査を通し、購入申込書に希望の金額と理由を書いて出すと、話を聞いてもらいやすくなります。
掲載したばかりの物件や、申込が重なっている物件では、応じてもらえないことが多いです。
値引きに応じてもらったあとに断るのは避け、その金額なら買うと決めてから頼んでください。
この記事のよくある質問
新築建売は値引きしてもらえますか?
値引き交渉はできますが、応じるかどうかを決めるのは売主です。
事前審査を通し、購入申込書に希望の金額と理由を書いて出すと、話を聞いてもらいやすくなります。
値引きと価格改定は何が違いますか?
値引きは、申込に対して売主がその場で価格を下げて応じることです。
価格改定は、売主が広告の価格そのものを変えることで、だれが買っても同じ価格になります。
仲介手数料0円だと、値引き交渉に不利になりませんか?
当社は、あなたの希望の金額と理由を売主にお伝えして交渉します。
応じるかどうかを決めるのは売主で、これは仲介手数料を払う場合でも同じです。

