新築建売とローコストの注文住宅、何が違う? 総額・期間・決めること
新築建売とローコストの注文住宅は、総額に入るものの範囲・入居までの期間・決めることの量の3つが大きく違います。
注文住宅の広告の価格は建物の本体だけのことがあり、土地や付帯工事・外構・諸費用まで入った新築建売の価格とは、そのままでは比べられないからです。
この記事では、どちらがよいかは決めずに、同じ範囲で比べるための見方を並べます。
じぶん新築が紹介しているのは新築一戸建て(建売)と建築条件なしの土地で、特定の建築会社や注文住宅の商品は扱っていないため、会社ごとの価格は書きません。
比べる5つのことを並べると?
比べる5つのことと、新築建売とローコストの注文住宅の違いは、次のとおりです。
| 比べること | 新築建売 | ローコストの注文住宅 |
|---|---|---|
| 総額 | 土地と建物の価格+諸費用 | 土地+本体+別の工事+諸費用 |
| 入居まで | 完成済みなら早い | 土地探し・打ち合わせ・工事 |
| 決めること | 物件を選ぶ | 間取り・仕様を決める |
| 見られるもの | 完成した家 | 図面・見本の家 |
| 契約 | 売買契約が1本 | 土地の売買と工事の請負 |
以下で、1つずつ確かめるところを説明します。
総額は、どう比べる?
総額は、新築建売の「価格+諸費用」と、注文住宅の「土地+建物の本体+別の工事+諸費用」を、同じ範囲にそろえて比べます。
注文住宅の見積もりでは、建物の本体のほかに、給排水などの付帯工事・地盤改良・外構・設計や申請の費用・照明やカーテンなどが入っているかを、1行ずつ確かめてください。
入っていないものは別の見積もりをもらって足してから、新築建売の総額と並べます。
新築建売も、網戸・カーテンレール・照明・エアコンなど、価格に含まれないものがあるので、物件ごとに確かめます。
当サイトに掲載中の新築建売822件の掲載価格の中央値は3,798万円で、真ん中の半分は約3,280万円〜4,480万円に入っています(2026年11月6日時点・掲載データの集計・号棟で幅がある物件は低いほう)。
これは当サイトに掲載している物件の土地と建物を合わせた価格の集計で、注文住宅の相場や福岡県全体の統計ではありません。
売主から当社が仲介報酬を受け取れる物件は買う方の仲介手数料が0円で、0円にできない物件やご紹介できない物件もあるため、手数料とご紹介の可否は物件ごとに確認します。
入居までの期間は、どう違う?
完成済みの新築建売なら、購入申込から引渡しまで1か月〜1か月半ほどで、当サイトの掲載822件のうち274件が完成済みです(2026年11月6日時点)。
注文住宅は、土地を持っていなければ土地探しから始まり、間取りの打ち合わせと工事の期間が加わります。
入学や賃貸の更新など、引っ越したい時期が決まっているときは、建築会社に予定を出してもらい、その時期から逆に数えて考えます。
決めることは、どれくらい違う?
新築建売は、間取り・外観・設備が決まった家の中から、物件を選びます。
当サイトの掲載822件のうち667件が4LDKで、建物面積の中央値は約105㎡です(2026年11月6日時点・掲載データの集計)。
ローコストの注文住宅は、決まった型の中から間取りや仕様を選ぶことが多く、型から外れるものを選ぶと、その分の費用が足されることがあります。
選べる範囲と、足される費用の決まりは建築会社ごとに違うので、打ち合わせの前に確かめてください。
見られるものと、契約の違いは?
完成済みの新築建売は、実際の部屋の広さや日当たり、窓からの眺めを見てから決められます。
注文住宅は、図面と見本の家で、できあがりを思い描いて決めます。
新築建売は土地と建物の売買契約が1本で、注文住宅は土地の売買契約と建物の工事請負契約の2本になることが多く、お金を払う時期も変わります。
工事の途中でお金を払う決まりがあるときは、住宅ローンをいつから借りられるかを、金融機関に先に確かめてください。
注文住宅で建てるための土地は、建築条件の付いていない土地を探します。
次の一歩
同じ範囲の総額で並べる
注文住宅の見積もりに入っていないものを書き出して足し、物件ページの諸費用の明細で見られる新築建売の総額と並べてみてください。
気になる新築建売の番号かURLを送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。
まとめ
新築建売とローコストの注文住宅は、総額に入るものの範囲・入居までの期間・決めることの量が大きく違います。
注文住宅の見積もりは、付帯工事・地盤改良・外構・設計や申請・照明やカーテンが入っているかを確かめ、足してから新築建売の総額と並べます。
当サイトの掲載822件の掲載価格の中央値は3,798万円で、274件が完成済みです(2026年11月6日時点)。
どちらが合うかは、入居したい時期と、間取りを選びたい気持ちの強さで変わるので、家族で基準を決めてから比べてください。
出典と確認日
掲載物件の数字は、じぶん新築の掲載データの集計(2026年11月6日時点・822件)です。
この記事のよくある質問
新築建売とローコストの注文住宅は、どちらが安いですか?
どちらが安いかは一概に言えず、注文住宅の広告の価格に土地・付帯工事・外構・諸費用などが入っているかどうかで、総額が大きく変わります。
新築建売は土地と建物を合わせた価格が先に決まっているので、同じ範囲の総額に直してから比べます。
ローコストの注文住宅の見積もりでは、何を確かめればいいですか?
見積もりに、建物の本体のほかに、給排水などの付帯工事・地盤改良・外構・設計や申請の費用・照明やカーテンなどが入っているかを確かめます。
入っていないものは、別の見積もりをもらって足してから、新築建売の総額と並べます。
新築建売とローコストの注文住宅では、住むまでの期間はどれくらい違いますか?
完成済みの新築建売なら、購入申込から引渡しまで1か月〜1か月半ほどです。
注文住宅は、土地探し・間取りの打ち合わせ・工事の期間が加わるので、期間は建築会社に予定を出してもらって確かめます。

