年収400万・500万・600万円だと、福岡の新築建売はいくらまでが目安?
年収400万・500万・600万円の借入額の上限の目安は、フラット35の基準(総返済負担率35%以下)と金利年3.83%・35年で計算すると、約2,690万円・約3,370万円・約4,040万円です(2026年10月の公表金利で計算)。
これは審査の基準から逆算した「借りられる額」の上限で、家計で無理なく「返せる額」は、これより下に家族で決めるものです。
この記事では、計算のしかたと、当サイトに掲載中の新築建売の価格との比べ方を説明します。
年収別の借入額の上限の目安は?
フラット35の総返済負担率の基準(年収400万円以上は35%以下)で、1年間の返済額の上限(年収400万円で140万円・500万円で175万円・600万円で210万円)を12で割り、その毎月の額から借入額を逆算すると、次のとおりです。
| 年収 | 毎月の返済の上限 | 借入額の目安 |
|---|---|---|
| 400万円 | 約11.7万円 | 約2,690万円 |
| 500万円 | 約14.6万円 | 約3,370万円 |
| 600万円 | 約17.5万円 | 約4,040万円 |
計算は、金利年3.83%(【フラット35】の全期間固定・返済期間21〜35年・融資率9割以下・2026年10月1日に公式サイトで確認)、返済期間35年・元利均等・ボーナス払いなし・ほかの借入なしとしたものです(10万円単位で切り捨て)。
フラット35の金利は資金を受け取るときに決まるので、借りる月の金利で計算し直してください。
年収400万円未満の場合は、基準が30%以下に下がるので、同じ式で割合を変えて計算します(住宅金融支援機構・2026年10月時点)。
計算のしかたは?
計算は2段で、まず年収に基準の割合を掛けて1年間の返済額の上限を出し、次にその額で返せる借入額を金利と期間から出します。
| 段 | 計算 | 年収500万円の例 |
|---|---|---|
| 1 | 年収×基準の割合=1年間の返済の上限 | 500万円×35%=175万円 |
| 2 | 上限からほかの借入の返済を引き、12で割る | 175万円÷12=約14.6万円 |
| 3 | 毎月の額で返せる借入額を、金利と期間から出す | 年3.83%・35年で約3,370万円 |
総返済負担率には、住宅ローンのほか、自動車ローン・教育ローン・カードローン(クレジットカードのキャッシングや分割払い・リボ払いを含む)の返済も入ります(住宅金融支援機構「総返済負担率はどのように算定すればよいですか」)。
たとえば年収500万円で車のローンを毎月2万円返していると、住宅ローンに回せるのは毎月約12.6万円になり、上の計算の借入額も小さくなります。
住宅金融支援機構の「年収から借入可能額を計算」でも同じ計算ができますが、結果は概算で、融資を約束するものではないと書かれています。
返済負担率の考え方は、次の記事にくわしく書いています。
銀行の住宅ローンでも同じ額になる?
同じにはなりません。
民間の金融機関で返済負担率の上限を年収にかかわらず一律に決めているところは、「40%以内」が74、「35%以内」が58、「30%以内」が39で、金融機関ごとに分かれています(国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査」令和7年度)。
計算に使う金利も、実際に借りる金利とは別の、金融機関が決めた審査用の金利を使うことがあるので、変動金利の低い金利で逆算した額がそのまま借りられるとは限りません。
銀行の額は、事前審査で金融機関に確かめてください。
福岡の新築建売の価格と比べると?
当サイトに掲載中の751件のうち、いちばん安い棟の価格が上の目安以下の物件は、約2,690万円以下が60件、約3,370万円以下が229件、約4,040万円以下が464件です(2026年10月17日時点・掲載価格の集計)。
| いちばん安い棟の価格 | 件数 |
|---|---|
| 3,000万円未満 | 142件 |
| 3,000万〜3,500万円未満 | 155件 |
| 3,500万〜4,000万円未満 | 167件 |
| 4,000万〜4,500万円未満 | 130件 |
| 4,500万〜5,000万円未満 | 94件 |
| 5,000万円以上 | 63件 |
当サイト掲載751件・2026年10月17日時点・掲載価格の集計で、1件の物件に棟がいくつかあるときは、いちばん安い棟の価格で数えています。
借入額と物件の価格は同じではなく、登記・ローンの保証料・火災保険などの諸費用もかかるので、諸費用も借りる場合は、物件の価格の目安はそのぶん下がります。
当社の明細では、4,000万円の物件を全額住宅ローンで買う場合の諸費用を、物件価格の5%前後と見込んでいます(2026年9月時点)。
「借りられる額」と「返せる額」はどう分ける?
上の表の額は審査の基準の上限から逆算したもので、毎月その額を返して家計が回るかとは別の話です。
返せる額は、今の家賃や毎月の貯金の額から、毎月いくらなら返し続けられるかを先に決め、そこから借入額を逆算すると考えやすくなります。
持ち家では、返済のほかに固定資産税・都市計画税、火災保険、修繕のための積み立てを自分で用意するので、そのぶんも引いて考えてください。
家賃と同じ返済にした場合の額は、次の記事で計算しています。
次の一歩
気になる物件の価格で、毎月の返済を確かめる
物件番号か URL を送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。
物件ページの諸費用の明細では、借入額を物件価格と諸費用から自動で出し、金融機関ごとの毎月の返済額の目安を並べて見られます。
借りられるかどうかは、事前審査で金融機関に確かめてください。
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
フラット35の基準(総返済負担率35%以下)と金利年3.83%・35年で計算すると、借入額の上限の目安は、年収400万円で約2,690万円、500万円で約3,370万円、600万円で約4,040万円です。
ほかの借入の返済があると、そのぶん目安は小さくなり、銀行の住宅ローンでは上限の割合も審査に使う金利も金融機関ごとに違います。
この額は審査の上限から逆算したもので、家計で返せる額は、毎月の返済額から家族で決めてください。
出典と確認日
- 住宅金融支援機構「申込人の要件はありますか」「総返済負担率はどのように算定すればよいですか」(【フラット35】よくある質問)
- 住宅金融支援機構「年収から借入可能額を計算」(【フラット35】ローンシミュレーション)
- 住宅金融支援機構「【フラット35】金利情報」(2026年10月の金利・2026年10月1日に確認)
- 国土交通省「令和7年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」(令和8年3月)
- じぶん新築の掲載データ(2026年10月17日時点・751件)
2026年10月17日に確認しました。
この記事のよくある質問
年収500万円だと、新築建売はいくらまで買えますか?
フラット35の基準の上限(総返済負担率35%)と金利年3.83%・35年で計算すると、借入額の上限の目安は約3,370万円です(2026年10月の公表金利で計算)。
これは審査の基準の上限から逆算した額で、借りられることを約束するものではなく、家計で返せる額は別に家族で決めてください。
年収400万円と600万円では、借りられる額の目安はどれくらい違いますか?
同じ計算(総返済負担率35%・金利年3.83%・35年)で、年収400万円は約2,690万円、600万円は約4,040万円が上限の目安です。
年収400万円未満になると、フラット35の基準は30%以下に下がります(住宅金融支援機構・2026年10月時点)。
車のローンがあると、予算の目安は変わりますか?
変わります。
フラット35の総返済負担率には、自動車ローンやカードの分割払いなど、ほかの借入の返済も入るので、そのぶん住宅ローンに回せる額が小さくなります(住宅金融支援機構)。

