新築建売のキッチンや浴室のグレードは変えられる? 変えられる時期と費用の考え方
新築建売のキッチンや浴室のグレードは、完成済みの物件では変えないのが基本で、まだ据え付けていない物件で売主が受けると決めたときだけ変えられることがあります。
建売は、決まった仕様の家を土地といっしょに売る取引なので、変えられるかどうか・範囲・費用は、売主が物件ごとに決めるからです。
当サイト掲載650件のうち、完成済みは214件、完成予定(建築中・着工前)は436件で(2026年10月26日時点・掲載データの集計)、物件の段階によって選べることの幅が違います。
完成済み・建築中・着工前で、選べることは違う?
いちばんの違いは、キッチンや浴室をもう据え付けたかどうかです。
| 段階 | キッチン・浴室 |
|---|---|
| 完成済み | 変えない(引渡し後のリフォーム) |
| 建築中 | 据え付け前なら、受けることがある |
| 着工前 | 売主が受ければ選べる |
表は一般的な傾向です。
受けるかどうか・選べる範囲・申込の期限は、売主と物件ごとに違います。
壁や部屋の数を変える間取りの変更は、次の記事にまとめています。
完成済みの建売で、設備のグレードは変えられる?
完成済みの建売は、キッチンや浴室がもう据え付けてあるので、グレードを変えないのが基本です。
そのかわり、実物を見て、天板の高さ・収納・浴槽の大きさ・掃除のしやすさを確かめてから決められます。
入れ替えたいときは、引渡しのあとのリフォームになり、費用は自分で負担するのが一般的です。
据え付けた設備を入れ替えると、売主やメーカーの保証の扱いが変わることがあるので、工事の前に保証の書類を読んでください。
食器洗い乾燥機・浴室の乾燥機・カップボードなどは、建物の工事と別に足せることがあるので、売主のオプション工事で頼めるかも聞いてみてください。
建築中・着工前の建売で、グレードを変えるときに確かめることは?
建築中や着工前の物件は、キッチンや浴室を据え付ける前なら、売主が受けると決めたときに、色や一部の仕様を選べることがあります。
売主が用意した選べる範囲の中から選ぶ形が多く、範囲の外の設備は受けない売主もあります。
受けてもらえるときは、次のことを書面で確かめてください。
- その物件で変更を受けるか、選べる範囲はどこまでか
- 標準の設備との差額と工事の費用、払う時期
- 売買代金に入れるか、別の契約にするか
- 申込の期限と、完成予定・引渡しの日が変わるか
- 変えた設備の保証は、だれが・何年するか
完成予定かどうかは、物件ページの概要表の「建築年月(完成予定)」の欄で確かめられます。
グレードを変える費用は、どう考える?
標準の設備との差額や工事の費用は、買う方が払うのが一般的です。
金額は売主・物件・選ぶ設備によって違うので、見積もりを書面でもらい、ほかの費用と並べて考えてください。
売買代金に入れる形なら、売買契約書の金額と、手付金・残代金の額が変わります。
別の契約で払う形なら、払う時期と、その費用を住宅ローンに入れられるかを、事前審査の前に金融機関に伝えてください。
オプション工事の費用を住宅ローンに入れられるかは、金融機関ごとに違い、19の金融機関の公式の情報を次の記事の表にまとめています。
次の一歩
いまの設備を、物件ページで確かめる
じぶん新築の物件ページの概要表には「主な設備」の欄があり、キッチン・浴室などの標準の設備を確かめられます。
諸費用の明細では、付いていないことがある設備(網戸・照明・エアコンなど)の費用を足して、総額を見られます。
気になる物件の番号かURLを送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。
売主から当社が仲介報酬を受け取れる物件は買う方の仲介手数料が0円で、0円にできない物件やご紹介できない物件もあるため、手数料とご紹介の可否は物件ごとに確認します。
まとめ
新築建売のキッチンや浴室のグレードは、完成済みの物件では変えないのが基本です。
まだ据え付けていない物件では、売主が受けると決めたときに、選べる範囲の中から選べることがあります。
差額や工事の費用は買う方が払うのが一般的で、金額・払う時期・住宅ローンに入れるかを、契約と事前審査の前に確かめます。
変えられないときは、オプション工事や引渡しのあとのリフォームで足す方法があります。
出典と確認日
- じぶん新築の掲載データ(2026年10月26日時点・650件)
- 住宅ローンに含められるかの表は、記事「新築建売の価格に含まれないもの」に書いた19の金融機関の公式の情報(2026年10月10日確認)
2026年10月27日に確認しました。
この記事のよくある質問
新築建売のキッチンや浴室を、上のグレードに変えてもらえますか?
完成済みの建売では、キッチンや浴室のグレードを変えないのが基本です。
まだ据え付けていない物件では、売主が受けると決めたときに、色や一部の仕様を選べることがあります。
設備のグレードを変えるときの費用は、だれが払いますか?
標準の設備との差額や工事の費用は、買う方が払うのが一般的です。
売買代金に入れるのか、別の契約で払うのかは売主ごとに違うので、金額と払う時期を書面で確かめてください。
グレードを変えられないとき、ほかにできることはありますか?
食器洗い乾燥機や浴室の乾燥機など、あとから付けられる設備は、引渡しのあとのリフォームで足す方法があります。
据え付けた設備を入れ替えると、売主の保証の扱いが変わることがあるので、工事の前に保証の書類を読んでください。

