完成済みの建売と建築中の建売、買うならどちら? 違いと確かめること
完成済みの建売と建築中の建売のどちらがよいかは、いつまでに住みたいかと、建物を見てから決めたいかで決まります。
完成済みは建物の中を見て決められて引渡しまでが短く、建築中は選べる物件が多いぶん、建物を見ずに決めるための確かめ方が要ります。
当サイトに掲載中の751件のうち、完成済みは249件、建築中(完成前)は502件です(2026年10月17日時点・掲載データの集計)。
完成済みと建築中は、何が違う?
いちばんの違いは、契約の前に建物そのものを見られるかと、引渡しまでの時間です。
| 比べること | 完成済み | 建築中(完成前) |
|---|---|---|
| 建物の中を見る | 契約の前に見られる | 完成まで見られないことが多い |
| 引渡しまで | 短い(ローンの手続きしだい) | 完成と検査を待つ |
| 選べる物件 | 当サイトで249件 | 当サイトで502件 |
| 契約の前に確かめる書類 | 検査済証 | 建築確認番号・完成予定 |
| 手付金などの保全 | 代金の10%か1,000万円を超えるとき | 代金の5%か1,000万円を超えるとき |
件数は当サイト掲載751件・2026年10月17日時点の集計で、手付金などの保全は、売主が宅地建物取引業者の場合の決まりです(宅地建物取引業法41条・41条の2)。
完成済みの建売が合うのは、どんなとき?
建物の広さ・日当たり・音・におい・収納の大きさを、自分の目で確かめてから決めたいときは、完成済みが合います。
じぶん新築でお手伝いする完成済みの物件では、購入申込から引渡しまで1か月〜1か月半ほどなので、入学や賃貸の更新の時期に合わせやすくなります。
完成から時間がたった物件は、引渡しの前に傷や汚れがないか、設備が動くかを、内覧で1つずつ確かめてください。
当サイトでは、完成から12か月を超えて「新築」と表示できなくなった物件は掲載していません。
完成済みの物件だけを集めた一覧もあります。
建築中の建売が合うのは、どんなとき?
半年先など、住みたい時期まで時間があるときは、選べる物件の多い建築中も候補に入ります。
完成までのあいだに、賃貸の解約や引越し、今の家の売却の準備を進められます。
建物の中を見られない代わりに、同じ分譲地や同じ売主の完成済みの物件を見学して、仕様や広さの感じを確かめる方法があります。
完成予定は工事の進み具合や天候で遅れることがあるので、遅れたときの引渡しの扱いを売買契約書で確かめてください。
建築中の建売で、契約の前に確かめることは?
工事が終わる前の物件は、建築確認を受けるまで、広告も売買契約もできないと法律で決まっています(宅地建物取引業法33条・36条)。
じぶん新築の物件ページの概要表には「建築確認番号」の欄があり、番号の出ていない完成前の物件は掲載していません。
- 建築確認番号が出ているか(物件ページの概要表)
- 完成予定と、引渡しの予定の時期
- 完成が遅れたときの引渡しの扱い(売買契約書)
- 手付金などの額と、保全の措置が要る額か
- 完成したあとに内覧できるか(引渡しの前の確認)
売主が宅地建物取引業者で、完成前の物件の手付金などが代金の5%か1,000万円を超えるときは、売主は銀行などの保証や保険をつけてからでないと受け取れません(宅地建物取引業法41条・同法施行令3条の5)。
手付金の決まりは、次の記事にくわしく書いています。
完成前の物件の確かめ方は、次の記事にまとめています。
次の一歩
入居したい時期から、完成済みか建築中かを決める
気になる物件の番号か URL を送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。
物件ページの概要表では、「建築年月(完成予定)」「入居時期」「建築確認番号」の欄で、完成済みか建築中かと、いつ住めるかを確かめられます。
オンライン内見にも対応しているので、遠くの物件も見たい所を先に伝えていただければ、その場所を映します。
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
完成済みの建売は、建物を見てから決められて、引渡しまでが短いのが違いです。
建築中の建売は、選べる物件が多く、住みたい時期まで時間があるときに候補に入ります。
建築中の物件は、建築確認番号・完成予定と遅れたときの扱い・手付金などの保全を、契約の前に確かめてください。
どちらがよいと決まっているわけではないので、入居したい時期と見学のしかたから家族で選んでください。
出典と確認日
- 宅地建物取引業法 第33条・第36条・第41条・第41条の2、宅地建物取引業法施行令 第3条の5(e-Gov 法令検索・2026年10月15日確認)
- じぶん新築の掲載データ(2026年10月17日時点・751件)
2026年10月17日に確認しました。
この記事のよくある質問
完成済みの建売と建築中の建売では、どちらを買うのがよいですか?
どちらがよいかは、いつまでに住みたいかと、建物を見てから決めたいかで変わります。
完成済みは建物を見て決められて引渡しまでが短く、建築中は選べる物件が多く、引越しや住み替えの準備に時間をとれます。
建築中の建売を契約するとき、いちばん確かめたいことは何ですか?
建築確認番号が出ていることと、手付金などの保全の扱いです。
工事が終わる前の物件は建築確認を受けるまで広告も契約もできず、売主が宅地建物取引業者なら、手付金などが代金の5%か1,000万円を超えるときは保全の措置が要ります(宅地建物取引業法33条・36条・41条)。
完成済みの建売は、契約から引渡しまでどれくらいかかりますか?
じぶん新築でお手伝いする完成済みの物件では、購入申込から引渡しまで1か月〜1か月半ほどです。
住宅ローンの手続きの進み方で前後するので、申込の前に金融機関の事前審査を出しておくと進めやすくなります。

