新築建売の間取りは変更できる? 完成済み・建築中・着工前でできること
新築建売の間取りは、完成済みや工事が進んだ物件では変えないのが基本で、着工前の物件で売主が受けると決めたときだけ変えられることがあります。
建売は、決まった間取りの家を土地といっしょに売る取引なので、変えられるかどうかと範囲は、売主が物件ごとに決めるからです。
当サイト掲載641件のうち、完成済みは215件、完成予定(建築中・着工前)は426件で(2026年10月26日時点・掲載データの集計)、段階によって変えられることの幅が違います。
完成済み・建築中・着工前で、できることは違う?
いちばんの違いは、工事がどこまで進んでいるかです。
| 段階 | 間取り | 色・設備 |
|---|---|---|
| 完成済み | 変えない | オプション工事か、引渡し後のリフォーム |
| 建築中 | 変えない | まだ工事をしていない所なら、受けることがある |
| 着工前 | 売主が受ければ変えられる | 売主が受ければ選べる |
表は一般的な傾向で、間取りは壁や部屋の数のことです。
受けるかどうか・費用・申込の期限は、売主と物件ごとに違います。
完成済みの建売は、間取りを変えられる?
完成済みの建売は、建物ができあがっているので、間取りを変えないのが基本です。
そのかわり、建物の中を見て、部屋の広さ・収納・窓の位置・家具の置き場所を確かめてから決められます。
網戸・カーテンレール・照明などは、売主のオプション工事か、引渡しのあとに自分で選んだ業者に頼む方法があります。
壁を抜く・部屋を分けるといった工事は、引渡しのあとのリフォームになり、費用は自分で負担するのが一般的です。
建築中の建売は、どこまで変えられる?
建築中の建売も、壁や部屋の数を変えないのが基本です。
工事が進むほど、変えるためにやり直す工事が増えるので、売主が受けない物件が多くなります。
壁紙の色やコンセントの位置など、まだ工事をしていない部分なら、売主が受けることがあります。
受けてもらえるときは、何を・いくらで・いつまでに変えるかを書面にしてもらい、完成予定と引渡しの日が変わらないかも確かめてください。
建築中の物件で契約の前に確かめることは、次の記事にまとめています。
着工前の建売で、間取りを変えるときに確かめることは?
着工前の物件は、売主が受けると決めたときに、壁の位置・収納・部屋の数などを変えられることがあります。
建築確認を受けた計画を変えるときは、国土交通省令で定める軽微な変更を除いて、改めて確認(計画変更の確認)を受けることになっています(建築基準法6条1項)。
どの変更が軽微な変更に当たるかは、売主と設計者が判断するので、確認のやり直しが要るかを売主に聞いてください。
確認のやり直しが要る変更では、手続きの費用や、工事を始める日と完成予定が変わることがあります。
- 売主がその物件で変更を受けるか、受ける範囲はどこまでか
- 変更の費用と、払う時期(売買代金に入れるか、別の契約か)
- 計画変更の確認が要るか、完成予定と引渡しの日が変わるか
- 住宅性能評価や長期優良住宅の認定を受ける物件なら、やり直しが要るか
- 変更の中身を、売買契約書か別の書面に書いてもらえるか
住宅ローンでは、変更の費用を借りる額に入れるかを、事前審査の前に金融機関に伝えてください。
住宅性能評価と長期優良住宅の見方は、次の記事にまとめています。
次の一歩
気になる物件の段階を、概要表で確かめる
じぶん新築の物件ページの概要表では、「建築年月(完成予定)」と「建築確認番号」の欄で、完成済みか完成前かを確かめられます。
写真のある物件は、ギャラリーに間取り図があるので、変えたい所があるかを家族で先に話しておくと、売主に聞くことが絞れます。
気になる物件の番号かURLを送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。
売主から当社が仲介報酬を受け取れる物件は買う方の仲介手数料が0円で、0円にできない物件やご紹介できない物件もあるため、手数料とご紹介の可否は物件ごとに確認します。
まとめ
新築建売の間取りは、完成済みや建築中の物件では変えないのが基本です。
着工前の物件は、売主が受けると決めたときに変えられることがあり、計画変更の確認や完成予定の変わり方を合わせて確かめます。
変えられないときは、オプション工事や引渡しのあとのリフォームで住みやすくする方法があります。
変更を頼むときは、中身・費用・時期を書面にしてもらってください。
出典と確認日
- 建築基準法 第6条第1項(e-Gov 法令検索・2026年10月9日取得)
- じぶん新築の掲載データ(2026年10月26日時点・641件)
2026年10月26日に確認しました。
この記事のよくある質問
新築建売の間取りは、買ったあとに変えてもらえますか?
完成済みの建売や工事が進んだ建売は、間取りを変えないのが基本です。
建売は、決まった間取りの家を土地といっしょに売る取引なので、変えられるかどうかは売主が物件ごとに決めます。
着工前の新築建売なら、間取りを変えられますか?
着工前の物件では、売主が受けると決めたときに、壁の位置や収納などの変更ができることがあります。
建築確認を受けた計画を大きく変えるときは、改めて確認を受ける手続きが要るので、費用と完成の時期が変わらないかも合わせて確かめてください。
間取りを変えられないとき、ほかにできることはありますか?
網戸・カーテンレール・照明などのオプション工事や、引渡しのあとのリフォームで、住みやすくする方法があります。
オプション工事を頼めるか、いつまでに申し込むかは、売主ごとに違うので売買契約の前に確かめてください。

