飯田グループの建売とは? 6社の関係と、共通の品質基準・会社ごとに違う点を公式情報から整理
飯田グループの6社は別々の会社で、グループ共通の品質基準(住宅性能表示制度の4分野で最高等級)がある一方、断熱・長期優良住宅・保証・設備は、会社と物件で違います。
建売の広告で見かける会社名が、実は同じグループの別々の会社だと知っておくと、比べるときに違いが分かりやすくなります。
この記事では、公式サイトの情報から、グループの成り立ちと、共通の部分・違う部分を整理します。
飯田グループとは
飯田グループホールディングスは、2013年11月1日に設立された持株会社です(公式サイト)。
2013年6月に経営統合契約を結んだ6社が、共同株式移転で持株会社を設立し、その子会社になりました。
| 統合した6社 | 公式サイト |
|---|---|
| 一建設 | hajime-kensetsu.co.jp |
| 飯田産業 | iidasangyo.co.jp |
| 東栄住宅 | e-blooming.com |
| タクトホーム | tacthome.co.jp |
| アーネストワン | arnest1.co.jp |
| アイディホーム | idhome.co.jp |
事業は、戸建分譲、マンション分譲、請負工事などです。
公式サイトには、分譲戸建住宅の着工棟数が国内のおよそ30%を占め、シェアNo.1と書かれています(2024年4月1日〜2025年3月31日の調べ)。
また、全国に450を超える営業拠点があり、地元の不動産会社との土地の仕入れのしくみを持っている、と説明されています。
持株会社と各社の関係
持株会社は、グループ会社の経営管理を行う会社です(公式サイトの事業内容)。
建売の売主になって、契約を結ぶのは、持株会社ではなく、一建設や東栄住宅などの各社です。
物件ごとの売主は、販売図面や重要事項説明書の「売主」の欄で確かめられます。
グループ共通の品質基準
公式サイトには、住宅性能表示制度の4分野で最高等級を取得することを、グループ統一の品質基準にしている、と書かれています。
| 分野 | 評価の中身 |
|---|---|
| 構造の安定 | 耐震など、地震や風に対する強さ |
| 劣化の軽減 | 構造の木材や鉄筋などの劣化のしにくさ |
| 維持管理更新への配慮 | 給排水の配管の点検や取り替えのしやすさ |
| 空気環境 | ホルムアルデヒドなどの発散の少なさ |
対象は、2022年4月1日以降に、グループ各社が売主として販売契約した新築の分譲戸建です。
注文住宅、海外物件、仲介物件は含まれない、と公式サイトに書かれています。
東栄住宅の公式サイトでは、この4分野の等級を、耐震等級3、劣化対策等級3、維持管理対策等級3、ホルムアルデヒド発散等級3と説明しています。
評価書そのものは物件ごとに交付されるので、「最高等級」と広告にあっても、評価書で等級を確かめることが大切です。
会社ごとに違うところ
グループ共通の基準は、住宅性能表示制度の4分野です。
次の項目は、会社ごと、物件ごとに違うことがあります。
| 項目 | 見ること |
|---|---|
| 断熱・省エネ | 断熱等性能等級と一次エネルギー消費量等級。窓の仕様 |
| 長期優良住宅 | 標準か、オプションか、取れない物件の条件は何か |
| 制震装置 | 制震の装置があるか、どの仕組みか |
| 地盤 | 調査の方法と、改良費が価格に含まれるか |
| 点検と保証 | 初期の保証の年数、延長の条件、有償になる時期 |
| 設備・間取り・駐車場 | 設備のメーカーとグレード、間取りの規格、駐車場の台数 |
たとえば東栄住宅は、公式サイトで、断熱等性能等級5〜6と、制震の装置の「東栄セーフティダンパー」を説明しています。
ほかの5社の特徴は、会社ごとの記事で、公式サイトの情報をもとに整理していきます。
東栄住宅の記事は、次のページにあります。
飯田グループの建売を見るときのポイント
同じグループの建売でも、売主の会社と、物件の建築時期で、仕様が違うことがあります。
次の順番で確かめると、違いが分かります。
- 販売図面で、売主の会社名を確かめる
- 住宅性能評価書で、4分野の等級と、断熱・一次エネルギーの等級を確かめる(設計と建設の評価書のどちらがあるかも)
- 長期優良住宅の認定通知書の有無を確かめる
- 保証書で、初期の保証の年数と、延長の条件を確かめる
- 設備表と駐車場の台数を確かめる
長期優良住宅の基準と、確かめる書類は、次の記事にまとめています。
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物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
飯田グループの6社は、2013年に経営統合した別々の会社で、売主になるのは各社です。
グループ共通の基準は、住宅性能表示制度の4分野で最高等級を取得することで、対象は2022年4月1日以降に売主として販売契約した新築分譲戸建です。
断熱・長期優良住宅・保証・設備・駐車場は、会社と物件で違うので、物件ごとの書類で確かめてください。
気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。
出典と確認日
- 飯田グループホールディングス 公式サイト(会社概要・沿革・分譲戸建住宅・住宅性能の取り組み)
- 東栄住宅 ブルーミングガーデン公式サイト「家づくり情報」
- 各社の公式サイト(一建設・飯田産業・東栄住宅・タクトホーム・アーネストワン・アイディホーム)
2026年10月1日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。
この記事のよくある質問
飯田グループの6社は、同じ会社ですか?
別々の会社です。一建設・飯田産業・東栄住宅・タクトホーム・アーネストワン・アイディホームの6社が、2013年11月に共同株式移転で飯田グループホールディングスを設立し、その子会社になりました。
売主になるのは各社で、契約書や重要事項説明書に書かれる売主の社名も、会社ごとです。
飯田グループの建売は、どこも同じ性能ですか?
グループ共通の基準として、住宅性能表示制度の4分野(構造の安定・劣化の軽減・維持管理更新への配慮・空気環境)で最高等級を取得する、と公式サイトに書かれています。
断熱や省エネの等級、長期優良住宅の取得、保証、設備は、会社と物件によって違うので、物件ごとの書類で確かめてください。
飯田グループの建売の「最高等級」は、全棟が対象ですか?
公式サイトによると、2022年4月1日以降にグループ各社が売主として販売契約した新築分譲戸建が対象です。
注文住宅、海外物件、仲介物件は含まれないと書かれています。

