東栄住宅(ブルーミングガーデン)の建売の特徴。耐震・断熱・長期優良住宅・点検と保証を公式情報から整理
東栄住宅は、分譲住宅のブランド「ブルーミングガーデン」を全国で販売している建売メーカーで、公式サイトでは全棟の耐震等級3と住宅性能評価書の取得、長期優良住宅の標準対応をうたっています。
この記事では、公式サイトに書かれている内容を、項目ごとに整理しました。
ほかの建売メーカーとの違いを見るための、チェックのしかたも最後に書いています。
数字や仕様は、会社の公式サイトの説明で、物件ごとの実際の仕様とは違うことがあります。
会社とブランド
東栄住宅は、飯田グループの建売メーカーで、分譲住宅のブランド名は「ブルーミングガーデン」です(公式サイト)。
販売エリアは全国で、九州・沖縄エリアを含み、福岡県でも販売されています。
公式サイトでは、土地の仕入れから造成、設計、施工、販売、アフターメンテナンスまでを、自社グループで行うと説明されています。
耐震
公式サイトによると、ブルーミングガーデンは全棟で耐震等級3を取得しています。
耐震等級3は、等級1(建築基準法の最低基準)の1.5倍の地震力に耐えられる等級です。
建物の揺れを減らす「東栄セーフティダンパー」という制震の装置も使っている、と書かれています。
耐震等級3は、地震保険料の割引(50%)の対象になります(住宅性能評価・表示協会の資料)。
地盤
公式サイトでは、地盤の調査と改良の工程が、次のように説明されています。
| 項目 | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| 判定のしくみ | 地盤調査の専門業者、地盤保証会社、自社の造成部門の3段階で確認する |
| 調査の方法 | 古い地形図などで土地の履歴を調べ、現地を確かめ、原則として1棟あたり5か所でスウェーデン式サウンディング試験を行う |
| 書類 | 全棟に「地盤判定書」を交付する |
| 改良工事 | 表層改良、柱状改良、鋼管杭などから、地盤に合わせて選ぶ。費用は販売価格に含まれ、追加費用は原則かからない |
| 保証 | 不同沈下は10年保証(最大30年保証)の対象 |
地盤の判定書や改良工事の内容は、購入申込の前に、物件ごとに売主の書類で確かめてください。
断熱と省エネ
公式サイトでは、全棟で断熱等性能等級5〜6、一次エネルギー消費量等級6〜8を標準で取得している、と書かれています。
等級7は採用していません。公式サイトには、等級7にするには断熱材や設備の強化が必要で、価格が上がるため、性能と費用のバランスをとっている、という説明があります。
主な仕様は次のとおりです(公式サイト)。
| 部位 | 仕様 |
|---|---|
| 壁 | グラスウール 80mm(一部 105mm) |
| 天井 | グラスウール 155mm |
| 床 | グラスウール 80〜120mm |
| 窓 | Low-E複層ガラスとアルミ樹脂複合サッシ(札幌は樹脂サッシ・沖縄は除く) |
| 設備 | 高断熱浴槽・LED照明・エコジョーズの給湯器 |
全棟で、第三者によるBELS(建築物省エネ性能表示)の評価を受けている、と書かれています。
住宅性能評価書
公式サイトによると、設計と建設の両方で、全棟が住宅性能評価書を取得します。
建設中には、国に認められた評価員が、4回の現場検査を行います。
主な評価項目と等級は次のとおりです。
| 項目 | 等級 |
|---|---|
| 耐震等級(倒壊等防止・損傷防止) | 等級3 |
| 劣化対策等級 | 等級3 |
| 維持管理対策等級 | 等級3 |
| 断熱等性能等級 | 等級5〜6 |
| ホルムアルデヒド発散等級 | 等級3 |
評価書の取得費用は、販売価格に含まれると書かれています。
長期優良住宅
公式サイトによると、ブルーミングガーデンは長期優良住宅の技術基準を満たす仕様で、認定を取得できる物件では、取得費用はあらかじめ価格に含まれています。
一方で、次の物件は認定を取得できない、と書かれています。
- 3階建てなど、住戸面積が基準に届かない物件
- 計画道路がある物件
認定の基準と、会社や物件で差が出る理由は、次の記事にまとめています。
同社は、2024年度の長期優良住宅の取得戸数が全国3位(4,494戸)、設計評価の取得数が全国4位(4,862棟)と、公式サイトに書いています。
点検と保証
公式サイトには、引き渡しのあとのアフターサポートが次のように書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定期点検 | 最大10回の無料点検(3か月、2年、5年、10年、15年、20年、25年、35年、45年、55年) |
| 品質保証 | 最大60年間。初期は10年で、定期点検と有料のメンテナンス工事を条件に延長する |
| 有償の点検 | 30年、40年、50年の点検は有償 |
| 窓口 | グループ会社の東栄ホームサービスと、カスタマーセンター |
「最大60年」は、延長の条件を満たし続けた場合の期間です。
初期の保証が何年で、どこから有償になるかは、契約の前に保証書で確かめてください。
公式情報で分からないこと
公式の家づくりのページには、次の項目の標準は書かれていません。
- 駐車場の台数(物件ごとに違うので、販売図面で確かめます)
- キッチンや浴室などの設備のメーカーとグレード
- 外構の工事の範囲
これらは、物件ごとの販売図面や設備表で確かめられます。
建売メーカーを比べるときのチェック
東栄住宅に限らず、建売メーカーを比べるときは、次の項目を同じ順番で見ると違いが分かります。
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 耐震 | 耐震等級はいくつか。制震装置はあるか |
| 断熱・省エネ | 断熱等級と一次エネルギー等級。窓の仕様 |
| 長期優良住宅 | 標準か、オプションか、取れない物件の条件は何か |
| 住宅性能評価書 | 設計だけか、建設もか。全棟か |
| 地盤 | 調査の方法と、改良費が価格に含まれるか |
| 点検と保証 | 初期の年数、延長の条件、有償になる時期 |
| 設備・駐車場 | 物件ごとの設備表と、駐車場の台数 |
各社の公式サイトの言葉は、会社ごとに言い方が違います。
同じ「耐震等級3」でも、評価書の有無や、全棟かどうかが違うことがあるので、書類で確かめるのが確実です。
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
東栄住宅のブルーミングガーデンは、公式サイトで、全棟の耐震等級3、設計と建設の住宅性能評価書、断熱等級5〜6、長期優良住宅の標準対応、最大10回の無料点検と最大60年の品質保証を説明しています。
長期優良住宅は、面積や計画道路の条件で、取得できない物件もあります。
駐車場の台数や設備は、物件ごとの図面で確かめてください。
気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。
出典と確認日
- 東栄住宅 ブルーミングガーデン公式サイト「家づくり情報」(長期優良住宅・住宅性能評価書・地震対策・断熱性能・コストパフォーマンス・アフターサポートの各ページ)
- 住宅性能評価・表示協会「長期優良住宅認定制度の技術基準の概要」
2026年10月1日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、東栄住宅の公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。
この記事のよくある質問
東栄住宅の建売は、長期優良住宅ですか?
公式サイトでは、ブルーミングガーデンは長期優良住宅の技術基準を満たす標準仕様で、認定を取得できる物件では取得費用が価格に含まれる、と説明されています。
3階建てなど住戸面積が基準に届かない物件や、計画道路がある物件は、認定を取得できないと書かれています。
物件ごとに、認定通知書で確かめてください。
東栄住宅の建売は、全棟が耐震等級3ですか?
公式サイトには、全棟で耐震等級3を取得し、設計と建設の両方で住宅性能評価書を取得すると書かれています。
実際の物件の等級は、評価書で確かめるのが確実です。
東栄住宅の建売は、引き渡しのあとの保証はどうなっていますか?
公式サイトには、最大10回の無料定期点検と、最大60年間の品質保証と書かれています。
初期の保証は10年で、その後は定期点検と有料のメンテナンス工事を条件に延長する仕組みです。

