新築建売の諸費用はいくら? 4,000万円の明細を1行ずつ(当社に払う額は0円)
4,000万円の新築建売を全額住宅ローンで買う場合、諸費用の目安は約185万円です(10月1日に決済する想定・2026年9月時点)。
同じ物件を仲介会社に上限の手数料で頼むと、仲介手数料だけで約139万円が加わります。
じぶん新築の物件ページには、物件ごとの「諸費用の明細(概算)」があり、価格と借入額を直して自分の額を出せます。
4,000万円の明細(全額を住宅ローンで借りる場合)
物件価格4,000万円、借入4,000万円、10月1日に決済する想定で計算しました。
金額は2026年9月時点の税率と、福岡の金融機関の手数料をもとにした目安です。
| 費用 | 支払先 | 目安 |
|---|---|---|
| 固定資産税・都市計画税の清算金 | 売主 | 約7.5万円 |
| 所有権保存・移転、抵当権設定の登記 | 司法書士(売主の指定) | 約45万円 |
| 建物表題登記 | 土地家屋調査士(売主の指定) | 約10万円 |
| 住宅ローンの事務手数料 | 金融機関・保証会社 | 約5.5万円 |
| 住宅ローン保証料(一括前払い型・35年) | 保証会社 | 約84.1万円 |
| 火災保険・地震保険(5年) | 保険会社 | 約30万円 |
| 売買契約書の印紙税 | 国 | 1万円 |
| 住宅ローン契約書の印紙税 | 国 | 2万円 |
| 仲介手数料 | 当社 | 0円 |
| 住宅ローンの事務代行・書類作成などの費用 | 当社 | 0円 |
| 合計 | 約185.1万円 |
網戸・カーテンレール・照明などの追加工事は、この表に入れていません。
物件によって付いているものが違うので、あとの見出しで説明します。
1行ずつの中身
固定資産税・都市計画税の清算金
固定資産税は、その年の1月1日の持ち主に1年分がかかります。
そのため、引渡しの日から年度末までの分を、日割りで売主にお支払いいただくのが一般的です。
当社の明細は、福岡で多い4月1日起算で計算しています。
年15万円と想定すると、10月1日の決済なら約7.5万円、12月1日なら約5万円です。
実際の額は、決済日と建物・土地の評価額で決まります。
登記費用
新築建売では、建物を新しく登記する「表題登記」と、持ち主を記録する「保存・移転登記」、住宅ローンのための「抵当権設定登記」が必要です。
司法書士と土地家屋調査士は、売主が指定することがほとんどです。
そのため、買う方が別の事務所を選んで費用を変えることは、あまりできません。
目安は、登録免許税と司法書士の報酬を合わせて約45万円、表題登記が約10万円です。
登記費用の内訳(表題・保存・移転・抵当権設定)と登録免許税の税率
住宅ローンの事務手数料と保証料
住宅ローンの費用は、選ぶ型で大きく変わります。
福岡の地方銀行に多いのは、事務手数料(定額で約5.5万円)と、保証料を一括で払う型です。
保証料は借入額の約2.1%で、4,000万円なら約84万円です。
保証料を払う代わりに、借入額の2.2%の手数料を払う型や、金利に上乗せする型もあります。
どの型が合うかは、借入額と返済の期間で変わるので、事前審査の段階で金融機関に確かめてください。
保証料と事務手数料の型の違い(福岡銀行・西日本シティ銀行の比べ方)
火災保険・地震保険
住宅ローンを借りる場合、火災保険に入ることが条件になっているのが一般的です。
いまは最長5年の契約で、地震保険を付けて約30万円を目安にしています。
補償の範囲で額が変わるので、ご自身で選んだ保険に入っていただいて大丈夫です。
入る時期と水災・地震保険の考え方は、次の記事にまとめています。
印紙税
売買契約書と、住宅ローンの契約書(金銭消費貸借契約書)に、印紙税がかかります。
売買契約書は、2027年3月31日までに作る契約書なら軽減があり、1,000万円を超え5,000万円以下で1万円です。
住宅ローンの契約書は、1,000万円を超え5,000万円以下で2万円です。
電子契約で結ぶ場合は、印紙税はかかりません。
物件によって付いていない設備
建売住宅は、網戸・カーテンレール・テレビアンテナ・照明器具・エアコンが付いていないことがあります。
付いているかどうかは、売主の標準仕様で決まります。
| 設備 | 付いていない場合の目安 |
|---|---|
| 網戸(全窓) | 約10万〜20万円 |
| テレビアンテナ | 約1.5万〜8万円 |
| カーテンレール(全窓) | 約3万〜5万円 |
| 照明器具(居室) | 約10万円 |
| エアコン(1台) | 約15万円 |
物件ページの明細では、売主が公開しているオプション価格がある場合はその額を、無い場合は相場を入れています。
付いているかどうかは、物件番号を送っていただければお調べします。
仲介手数料と、そのほかの名目の費用
仲介手数料の上限は「物件価格×3%+6万円」に消費税を加えた額で、4,000万円なら約139万円です。
仲介会社によっては、仲介手数料のほかに、住宅ローンの事務代行費用や書類作成費などを請求されることがあります。
当社は、仲介手数料0円の物件なら、お支払いいただく額は0円です。
仲介手数料のほかに、名目を問わず費用をいただくこともありません。
専任媒介の物件は0円にできず、当社の仲介手数料は上限の半額になります。
売主が分からない物件は、売主を確かめてからお答えします。
どの項目を自分で選べて、どれが変えにくいかは、次の記事で分けています。
次の一歩
自分の物件の明細を出す
物件ページの「諸費用の明細(概算)」で、価格・借入額・設備を直すと、合計が変わります。
PDF で保存して、ほかの会社の明細と並べて見比べることもできます。
正確な明細書は、物件番号を公式LINEで送っていただいた方にお作りします。
まとめ
4,000万円の新築建売を全額住宅ローンで買う場合、諸費用の目安は約185万円です。
大きいのは住宅ローンの保証料、登記費用、火災保険の3つです。
仲介手数料0円の物件なら、当社にお支払いいただく額は0円です。
額は物件と決済日で変わるので、物件ページの明細で自分の条件に直して確かめてください。
この記事のよくある質問
新築建売の諸費用は、物件価格の何%くらいですか?
全額を住宅ローンで借りる場合、4,000万円の物件で約185万円、物件価格の5%前後が目安です。
保証料の型や決済日、付いていない設備の工事で変わります。
諸費用も住宅ローンで借りられますか?
諸費用も含めて借りられる住宅ローンを扱う金融機関があります。
借りられるかと金利の条件は、事前審査の段階で金融機関に確かめてください。
登記を頼む司法書士は、自分で選べますか?
新築建売では、司法書士と土地家屋調査士は売主が指定することがほとんどです。
そのため、別の事務所の見積もりで登記費用を変えることは、あまりできません。
じぶん新築に払う費用はありますか?
仲介手数料0円の物件なら、当社にお支払いいただく額は0円です。
仲介手数料のほかに、住宅ローンの事務代行費用や書類作成費などの名目で費用をいただくこともありません。


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