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飯田グループ6社の建売を比べる。耐震・断熱・長期優良住宅・制震・保証の違いを一覧表で(公式情報)

公開
監修野上 俊彦宅地建物取引士・FP2級/株式会社おもいで不動産 代表取締役

飯田グループ6社の建売は、性能表示制度の主要な等級(耐震等級3など)は共通していますが、断熱等級、長期優良住宅、制震装置、保証は、公式サイトの書き方が会社ごとに違います。

この記事は、各社の公式サイトに書かれていることを、1つの表にまとめたものです。

公式サイトの言葉をそのまま並べているので、同じ項目でも、評価の方法や対象が同じとは限りません。

物件ごとの実際の仕様は、評価書や販売図面で確かめてください。

グループの成り立ちは、次の記事にあります。

飯田グループの建売とは? 6社の関係と、共通の品質基準

6社の公式サイトの記事

会社ブランド・名前(公式サイト)この記事のまとめ
一建設「ちょうどいい家」一建設の建売の特徴
飯田産業「いいだのいい家」飯田産業の建売の特徴
東栄住宅ブルーミングガーデン東栄住宅の建売の特徴
タクトホームグラファーレタクトホームの建売の特徴
アーネストワンクレイドルガーデンアーネストワンの建売の特徴
アイディホームリナージュ ネクスジーアイディホームの建売の特徴

耐震と性能評価

会社耐震等級性能評価書・最高等級の書き方
一建設等級3(倒壊等防止・損傷防止)。耐風は等級24分野6項目の最高等級を標準にする(2022年4月以降の確認申請・一部例外)
飯田産業等級3(倒壊等防止・損傷防止)。耐風は等級2全棟で評価書を取得し、6項目で最高等級(3階建て・準耐火などで取得できない場合がある)
東栄住宅全棟で等級3設計と建設の両方で、全棟が評価書を取得
タクトホーム等級3(ZEH水準のページ)第三者機関の評価の6項目で最高等級
アーネストワン等級3(倒壊等防止・損傷防止)。耐風は等級24分野6項目の最高等級(2022年4月1日以降の確認申請が対象)
アイディホーム全棟で等級3主要4分野6項目の最高等級を標準にする

耐震等級は、6社とも等級3と書かれています。

評価書の取得の範囲(全棟か、設計と建設の両方か)の書き方は、会社ごとに違います。

断熱と省エネ

会社断熱等性能等級・UA値一次エネルギー消費量等級
一建設等級5(ZEH水準)等級6(ZEH水準)
飯田産業等級5(仕様変更で一部が異なる)等級6(仕様変更で一部が異なる)
東栄住宅等級5〜6。等級7は採用しない等級6〜8
タクトホームUA値0.6以下(ZEH水準を標準仕様と説明)数字の記載なし
アーネストワン等級5(ZEH水準)等級6(ZEH水準)
アイディホーム等級6を標準。一部に等級5の物件数字の記載なし

断熱等級は、会社によって、5と書く会社と、5〜6や6と書く会社があります。

省エネ性能ラベルの評価方法も違い、東栄住宅は第三者評価のBELSを全棟で行うと書き、アーネストワンは自己評価と書いています。

長期優良住宅

会社公式サイトの書き方取れない場合の注記
一建設確認したページに、標準かどうかの記載なし(制度を紹介する記事はある)—
飯田産業国が定める8つの基準をすべてクリア面積が基準に届かない、計画道路がある物件など
東栄住宅認定を取得できる物件では、取得費用は価格に含まれる3階建てなど面積が基準に届かない、計画道路がある物件
タクトホーム全棟標準仕様で取得(2025年4月以降、順次)建物面積などによっては、ならない場合がある
アーネストワン確認したページに、記載なし—
アイディホーム長期優良住宅の「基準」を標準でクリア建物の規模や地域によって、認定を取得できない物件がある

「全棟標準」「基準をクリア」「認定を取得」は、同じ意味ではありません。

認定は、着工の前に、売主が所管行政庁へ申請して受けるものなので、認定通知書で確かめるのが確実です。

認定の基準と、確かめる書類は、次の記事にまとめています。

長期優良住宅とは? 新築建売は標準で取っているのか

制震装置

会社公式サイトの書き方
一建設確認したページに、記載なし
飯田産業確認したページに、記載なし
東栄住宅「東栄セーフティダンパー」による制震
タクトホーム確認したページに、記載なし
アーネストワン制震装置「SAFE365」を2階建てに搭載(3階建てと平屋には搭載しない)
アイディホーム確認したページに、記載なし

「記載なし」は、装置がないという意味ではありません。

制震装置の有無は、物件の販売図面や仕様書で確かめてください。

点検と保証

会社定期点検保証
一建設6か月・2年・5年・10年の4回基本10年。5年ごとに最長35年まで延長。シロアリ5年
飯田産業回数・時期の記載なし最長30年(条件付長期保証)
東栄住宅最大10回の無料点検(3か月〜55年)初期10年。最大60年の品質保証(点検と有料工事が条件)
タクトホーム6か月点検・2年点検・5年診断・10年診断長期保証・短期保証、シロアリ5年。最長60年の延長制度
アーネストワン独自基準で実施(回数・時期の記載なし)構造・雨水の侵入を防ぐ部分は10年、設備などは2年、防蟻5年。設備の延長保証あり
アイディホーム6か月・2年・5年・10年の4回(無料)基本10年。有料のメンテナンス工事で最長30年まで延長

「最長」の年数は、延長の条件(有料の工事や点検)を満たし続けた場合の期間です。

初期の年数と、有償になる時期は、契約の前に、保証書で確かめてください。

駐車場・設備

会社駐車場の台数設備
一建設物件による物件による
飯田産業物件による物件による
東栄住宅物件による物件による
タクトホーム物件による物件による(太陽光は初期費用0円のPPAモデルと説明)
アーネストワン物件による標準設備のページあり(同等品に変更する場合がある)
アイディホーム物件による物件による

駐車場の台数は、公式サイトの家づくりのページには、標準が書かれていません。

台数や、軽自動車・コンパクトカー限定かどうかは、物件ごとの販売図面で、確かめてください。

設備のメーカーとグレードも、物件ごとの設備表で確かめてください。

この表の見方

  • 公式サイトに書かれている内容を整理したもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません
  • 「記載なし」は、確認したページに書かれていなかったという意味です
  • 会社の仕様は変わることがあり、同じ会社でも、物件の建築時期で違うことがあります
  • 同じグループでも、売主は会社ごとなので、契約書や重要事項説明書の売主を確かめてください

買う前に確かめるもの

確かめること見る書類
売主の会社販売図面・重要事項説明書
耐震等級・断熱等級建設住宅性能評価書、省エネ性能ラベル
長期優良住宅認定通知書
制震装置仕様書・販売図面
点検と保証保証書・アフターサービス基準
設備・駐車場設備表・販売図面

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まとめ

飯田グループ6社の建売は、耐震等級3が共通していて、断熱等級、長期優良住宅の書き方、制震装置、保証は、会社ごとに違います。

駐車場の台数と設備は、物件によって違うので、販売図面と設備表で確かめてください。

気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。

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出典と確認日

  • 一建設・飯田産業・東栄住宅・タクトホーム・アーネストワン・アイディホームの公式サイト(くわしい出典は、各社の記事の末尾)
  • 飯田グループホールディングス 公式サイト

2026年10月1日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、各社の公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。

この記事のよくある質問

飯田グループ6社の建売で、長期優良住宅を標準にしているのはどこですか?

公式サイトに、全棟標準仕様と書かれているのはタクトホームです。東栄住宅は、認定を取得できる物件では標準と書いています。

飯田産業は8つの基準のクリア、アイディホームは基準のクリアと書いていて、認定とは別の言い方です。

一建設とアーネストワンは、確認したページに記載がありませんでした。どの会社も、物件ごとに認定通知書で確かめてください。

飯田グループ6社の建売で、制震装置を公式サイトに書いているのはどこですか?

確認したページで制震装置を書いていたのは、東栄住宅(東栄セーフティダンパー)とアーネストワン(SAFE365・2階建てに搭載)です。

ほかの4社は、確認したページに記載がありませんでした。装置がないとは限らないので、販売図面で確かめてください。

飯田グループ6社の建売は、駐車場の台数も同じですか?

駐車場の台数は、物件ごとに違います。

公式サイトの家づくりのページには、標準の台数は書かれていないので、販売図面で確かめてください。

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野上 俊彦

株式会社おもいで不動産 代表取締役/宅地建物取引士。福岡市で売却と新築建売の仲介を行う。

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