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ヤマダホームズの建売は耐震等級3? 長期優良住宅・保証・太陽光・家電を公式情報から整理

公開
監修野上 俊彦宅地建物取引士・FP2級/株式会社おもいで不動産 代表取締役

ヤマダホームズの建売(分譲住宅)は、公式サイトの分譲住宅のページに耐震等級の数字が書かれておらず、長期優良住宅・太陽光・保証・家電も、全棟の決まりとしては書かれていません。

建売の商品「Feelwell」のページは長期優良住宅や太陽光、長期保証を挙げていますが、仕様は物件により異なると注記していて、耐震等級3を超える耐震性や最長60年の保証の仕組みが書かれているのは注文住宅のページなので、物件ごとの書類で確かめるのが確実です。

この記事は、2026年10月13日に、ヤマダホームズの分譲住宅のサイトと会社のサイトのサイトマップを洗い出し、分譲住宅・会社の情報・注文住宅の性能と保証のページを読んで、項目ごとに整理したものです。

分譲住宅のページに書かれていることと、注文住宅のページに書かれていることは、分けて書いています。

数字や仕様は、会社の公式サイトの説明で、物件ごとの実際の仕様とは違うことがあります。

会社ごとの価格帯と標準仕様は、福岡の建売メーカーの価格帯と標準仕様の分布図で見られます。

公式サイトの書き方の一覧

項目分譲住宅注文住宅(参考)
耐震等級記載なし。Feelwell の表に「耐震等級」の語だけがあり、等級の数字はない実大振動台実験で耐震等級3をも凌ぐ高い耐震性が実証されている
制震装置記載なし制震ダンパーを標準仕様
長期優良住宅全棟の決まりは記載なし。Feelwell の価値に挙げるが「仕様は物件により異なる」の注記つき最長60年の保証の条件として、長期優良住宅の認定が必要
断熱等級記載なし。Feelwell の表に「断熱等級」の語だけグラスウールや吹付断熱、気密施工が標準仕様
住宅性能評価書記載なし記載なし
太陽光全棟の決まりは記載なし。Feelwell に挙げるが、すべての建売住宅に搭載ではないと注記YAMADAスマートハウスでは標準装備
地盤記載なし地盤調査の一般的な解説だけ
保証全棟の決まりは記載なし。Feelwell の価値に長期保証と設備保証10年を挙げる(物件により異なるの注記つき)初期保証10年、点検と有償メンテナンスで最長60年、住宅設備10年無料
定期点検記載なし引き渡しから10年目の定期点検、以降は会社の定めた定期点検
家電・家具全棟の決まりは記載なし。Feelwell はマイクロバブルバスユニットとシャワーヘッドを標準搭載と書く(物件により異なるの注記つき)(この記事では扱わない)

「記載なし」は、洗い出したページを読んだ範囲で、書かれていなかったという意味です。

記載がないことは、その設備や仕様がないことと同じではありません。

ヤマダホームズはどんな会社?

株式会社ヤマダホームズは、本社が群馬県高崎市栄町にあり、設立年月日は1951年6月14日と、公式サイトの会社概要に書かれています。

会社沿革によると、大阪で設立された会社が、小堀住研株式会社、エス・バイ・エル株式会社と社名を変え、2011年に株式会社ヤマダ電機(今の株式会社ヤマダホールディングス)と資本・業務提携しました。

2018年に株式会社ヤマダ電機(今の株式会社ヤマダホールディングス)の完全子会社になり、ヤマダ・エスバイエルホームなどグループの4社が合併して「株式会社ヤマダホームズ」が生まれたと、沿革に書かれています。

2021年には、株式会社ヤマダレオハウスと株式会社ヤマダ不動産などを吸収合併したと書かれています。

会社概要には、宅地建物取引業者は国土交通大臣(16)第382号、建設業は国土交通大臣許可(般-5)第4645号と書かれています。

会社の目的(主な事業内容)には、建設工事の設計・施工、不動産の売買と仲介のほか、家具・電化製品・住宅設備機器などの売買が並んでいます。

工場は、つくば工場と山口工場と書かれています。

会社概要には、旧ブランド(レオハウス、エス・バイ・エルなど)で建てた人のアフターサポートとリフォームの問い合わせ先も載っています。

福岡での分譲住宅と、商品の名前

分譲住宅のサイトには福岡県のページがあり、福岡県の新築・未入居戸建てと土地を、エリア・沿線と駅・学区・地図から探せる形になっています。

分譲住宅のサイトの事業所一覧には、福岡市中央区那の津に「住宅事業本部 九州北支店」が載っています。

同じ一覧の九州には、熊本市の九州中支店と、宮崎市の九州南支店も載っています。

分譲住宅のサイトで、建売の商品として説明したページは「Feelwell(フィーウェル)」だけで、20〜30代のはじめての家選びに向けた商品と書かれています。

Feelwell のページには、性能・経済性・健康志向・デザイン・快適性・先進性の6つの価値が表で並んでいます。

価値Feelwell のページに挙がっている仕様の例
性能長期優良住宅、耐震等級、断熱等級、省エネ基準エリア(等級の数字はなし)
経済性太陽光発電、長期保証、設備保証10年
健康志向爽空間、ファイテンルーム、自然光設計
デザインモダンデザイン、+α空間、MIRABLE
快適性断熱性、音環境、ミラバス
先進性IoT対応、蓄電池(TESLA POWERWALL)

同じページの最後に、すべての建売住宅に搭載されているわけではないこと、仕様は物件により異なることが注記されています。

ヤマダホームズの会社のサイトのメニューでは、「JIDAI」が熊本と福岡で展開する注文住宅のブランドとして紹介されています。

耐震と制震

分譲住宅のページには、耐震等級の数字は書かれていませんでした。

Feelwell の表の「性能」の行に、仕様の例として「耐震等級」の語が出てきますが、何等級かは書かれていません。

耐震の話が詳しく書かれているのは注文住宅のページです。

注文住宅の「耐震構造・制震装置」のページには、木造在来工法と壁パネルを組み合わせたハイブリッド工法、床の剛床工法、制震ダンパーの標準仕様が書かれています。

注文住宅の「耐震」のページには、ヤマダホームズの家は実大振動台実験で耐震等級3をも凌ぐ高い耐震性が実証されていると書かれています。

どちらのページにも、分譲住宅に当てはまるとは書かれていないので、建売の耐震等級と制震装置の有無は、物件ごとに確かめてください。

長期優良住宅の認定の基準では、耐震は耐震等級(倒壊等防止)が等級2以上で、等級2と等級3のどちらでも基準を満たします。

長期優良住宅であることと耐震等級3であることは同じ意味ではないので、何等級かは、住宅性能評価書や設計図書の数字で確かめてください。

長期優良住宅の耐震の基準と、確かめる書類は、長期優良住宅とは? 新築建売は標準で取っているのかにまとめています。

地盤と断熱

分譲住宅のページには、地盤調査や地盤改良についての記載はありませんでした。

注文住宅の「耐震」のページには、地盤調査と地盤改良の一般的な解説がありますが、会社として何をするかの決まりではありません。

地盤調査の結果と地盤改良の有無は、売主の資料で確かめてください。

断熱も、分譲住宅のページには等級の数字がなく、Feelwell の表に「断熱等級」の語があるだけでした。

注文住宅の「断熱性能・遮熱性能」のページには、グラスウールや吹付断熱、気密施工の標準仕様、断熱樹脂サッシとLow-E複層ガラスが書かれていますが、建売にも当てはまるとは書かれていません。

物件の断熱等級は、販売図面、住宅性能評価書、省エネ性能ラベルで確かめてください。

太陽光と設備

Feelwell のページには、経済性の行に太陽光発電、先進性の行にIoT対応と蓄電池(TESLA POWERWALL)が挙げられています。

同じページで、太陽光と電気自動車を組み合わせる「YAMADA スマートハウス」の説明のあとに、すべての建売住宅に搭載されているわけではないと注記されています。

太陽光が付いているか、容量、買い取りか別の会社との契約かは、物件ごとに販売図面と付帯設備表で確かめてください。

Feelwell のページには、株式会社サイエンスのマイクロバブルバスユニット「MIRABATH OSSI」とシャワーヘッド「Mirable Beyond」を標準搭載すると書かれています。

このページにも、仕様は物件により異なると注記されています。

家電や家具を全棟で付けるという決まりは、分譲住宅のページには書かれていませんでした。

付くものと付かないものは、販売図面と、売買契約の付帯設備表で確かめてください。

長期優良住宅と住宅性能評価書

Feelwell のページには、性能の行に「長期優良住宅としての安心と信頼」と書かれています。

同じページに、仕様は物件により異なると注記されています。

会社として、分譲住宅の全棟で長期優良住宅の認定を取るという書き方は、分譲住宅のページには見当たりませんでした。

住宅性能評価書については、分譲住宅のページに記載がありませんでした。

長期優良住宅の認定と住宅性能評価書は別の制度なので、認定通知書と評価書を、それぞれあるかどうかで確かめてください。

評価書と認定の違いと、確かめる書類は、住宅性能評価・長期優良住宅・省エネラベルとは?にまとめています。

点検と保証は何年?

Feelwell のページには、経済性の行に「長期保証」と「設備保証10年」が挙げられています。

同じページに、仕様は物件により異なると注記されていて、建売の最初の保証の年数、延長の条件、定期点検の時期は、分譲住宅のページには書かれていませんでした。

注文住宅の「長期保証・サポート」のページには、次のように書かれています。

項目注文住宅のページの説明
初期保証構造躯体・雨水の浸入防止・防蟻について10年間
最長60年その後、定期的な点検とメンテナンスをして有償のアフター工事を行うことで、最長60年の保証が続く。長期優良住宅の認定が必要
定期点検引き渡しから10年目の定期点検、それ以降は会社の定めた定期点検
有償のメンテナンス10年ごとの雨水の浸入防止、5年ごとの防蟻など
住宅設備入居後10年間、故障や不具合の修理交換の費用が無料(適用条件あり)
商品ごとの違い商品によって保証内容が異なる(初期保証20年の商品もある)

このページは注文住宅の保証の説明で、商品によって保証内容が異なるとも書かれているので、建売の保証にそのまま当てはめないでください。

「最長60年」は、有償のメンテナンスを続けたときの最長で、何もしなくても60年続くという意味ではありません。

建売の保証の年数、延長の条件、有償のメンテナンスの時期と費用は、契約の前に保証書とアフターサービスの説明で確かめてください。

新築の10年の保証の範囲は、新築建売の10年保証とアフターサービスの範囲にまとめています。

公式情報で分からないこと

洗い出したページを読んだ範囲では、分譲住宅について次の項目は書かれていませんでした。

  • 耐震等級(何等級か)
  • 制震装置の有無
  • 断熱等級と一次エネルギー消費量等級
  • 住宅性能評価書を取っているか
  • 長期優良住宅の認定を全棟で取るか
  • 地盤調査と地盤改良の扱い
  • 最初の保証の年数、延長の条件、定期点検の時期
  • 太陽光、家電、家具が付くかの決まり
  • 駐車場の台数(物件ごとに違うので、販売図面で確かめます)

注文住宅のページに書かれている性能や保証が、分譲住宅にも当てはまるかは、どのページにも書かれていませんでした。

これらは、物件ごとの販売図面、設計図書、評価書、認定通知書、付帯設備表、保証書で確かめられます。

建売メーカーを比べるときのチェック

ヤマダホームズに限らず、建売メーカーを比べるときは、次の項目を同じ順番で見ると違いが分かります。

項目確かめること
耐震耐震等級はいくつか。評価書で確かめられるか。注文住宅のページの説明と取り違えていないか
断熱・省エネ断熱等級と一次エネルギー等級。窓の仕様。省エネ性能ラベル
長期優良住宅認定通知書はあるか。会社の標準か、物件ごとか
住宅性能評価書あるか。設計だけか、建設もか
太陽光付いているか。容量と、買い取りか別の会社との契約か
地盤調査の結果と、改良の有無
点検と保証最初の保証の年数、延長の条件、有償のメンテナンスの時期と費用
家電・家具・設備付帯設備表に載っているか。写真の家具が価格に含まれるか
駐車場物件ごとの台数

各社の公式サイトの言葉は、会社ごとに言い方が違います。

注文住宅も建てている会社では、同じ会社の名前のページでも、注文住宅の説明か分譲住宅の説明かで中身が違うことがあるので、書類で確かめるのが確実です。

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まとめ

ヤマダホームズは、群馬県高崎市に本社があるヤマダホールディングスのグループ会社で、福岡市中央区に住宅事業本部 九州北支店があります。

分譲住宅のページには、耐震等級・断熱等級の数字と、長期優良住宅・保証・太陽光・家電の全棟の決まりが書かれていません。

建売の商品 Feelwell のページは長期優良住宅・太陽光・長期保証・設備保証10年を挙げていますが、仕様は物件により異なると注記しています。

制震ダンパーの標準仕様、耐震等級3をも凌ぐ耐震性、初期保証10年と最長60年の保証の仕組みは、注文住宅のページの説明です。

耐震等級、評価書、認定、保証の年数、付く設備は、物件ごとの販売図面・付帯設備表・保証書で確かめてください。

気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。

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出典と確認日

2026年10月13日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、ヤマダホームズの公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。

この記事のよくある質問

ヤマダホームズの建売は、耐震等級3ですか?

ヤマダホームズの分譲住宅のページには、耐震等級の数字は書かれていません(2026年10月13日に公式サイトで確認)。

耐震等級3を超える耐震性や制震ダンパーの標準仕様が書かれているのは注文住宅のページで、分譲住宅にも当てはまるとは書かれていません。

建売の耐震等級は、物件ごとに住宅性能評価書や設計図書の数字で確かめてください。

ヤマダホームズの建売は、長期優良住宅ですか?

分譲住宅のページには、全棟で長期優良住宅の認定を取るという決まりは書かれていません。

建売の商品「Feelwell」のページには、性能の価値として長期優良住宅が挙げられていますが、仕様は物件により異なると注記されています。

物件ごとに、販売図面と認定通知書で確かめてください。

ヤマダホームズの建売の保証は、何年ですか?

分譲住宅のページには、建売の保証の年数と延長の条件の決まりは書かれていません。

Feelwell のページには、経済性の価値として長期保証と設備保証10年が挙げられていますが、仕様は物件により異なると注記されています。

注文住宅の保証のページには、初期保証10年と、点検と有償のメンテナンスで最長60年(長期優良住宅の認定が必要)と書かれていますが、建売の保証は契約の前に保証書で確かめてください。

ヤマダホームズの分譲住宅に、家電は付いていますか?

分譲住宅のページには、家電や家具を全棟で付けるという決まりは書かれていません。

Feelwell のページには、マイクロバブルバスユニットとシャワーヘッドを標準搭載すると書かれていますが、仕様は物件により異なると注記されています。

付くものは、物件ごとの販売図面と、売買契約の付帯設備表で確かめてください。

ヤマダホームズの建売に、太陽光発電は付いていますか?

分譲住宅のページには、全棟に付けるという決まりは書かれていません。

Feelwell のページには太陽光発電が挙げられていますが、すべての建売住宅に搭載されているわけではないと注記されています。

付いているか、容量と、買い取りか別の契約かは、物件ごとに販売図面と付帯設備表で確かめてください。

ヤマダホームズの建売を、仲介手数料無料で買えますか?

売主がどの会社でも、仲介手数料がかかるかどうかは、物件ごとの取引態様で決まります。

会社の名前だけでは決まらないので、物件ごとに確かめるのが確実です。

物件のURLか物件番号を送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事します。

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野上 俊彦

株式会社おもいで不動産 代表取締役/宅地建物取引士。福岡市で売却と新築建売の仲介を行う。

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