引渡し前の立会い(内覧会)で見るところと、直してもらう頼み方
引渡し前の立会い(内覧会)では、完成した家に傷や汚れ、開け閉めの不具合、水漏れがないか、図面や仕様書のとおりに仕上がっているかを、売主と一緒に確かめます。
見つけた所はその場で印を付けて写真を撮り、場所と内容を書いた一覧にして、直す所と直す日を売主と書面で確かめておくと、引渡しまでに直ったかを見直せます。
立会いはいつ、何をする日か
立会いは、建物が完成したあと、決済と引渡しの前に行うのが一般的です。
家を選ぶための内覧とは違い、買うと決めた家が約束どおりに仕上がっているかを確かめる日です。
| いつ | すること |
|---|---|
| 前の日まで | 図面・仕様書・売買契約書の写しをそろえ、付くはずの設備を書き出す |
| 当日 | 家のまわり・部屋・水まわりと設備を順に見て、気になる所に印を付ける |
| 当日の終わり | 見つけた所の一覧を売主と見て、直す所と直す日を決める |
| 引渡しの前 | 直った所をもう一度見る |
完成済みの物件なら、購入申込から引渡しまでは1か月〜1か月半ほどが目安で、立会いはその間に入ります。
完成前の物件は、完成の予定の日が立会いの日の目安になるので、物件ページの「建築年月(完成予定)」と「入居時期」を見ておいてください。
選ぶための内覧で見るところは、別の記事にまとめています。
見るところ
家のまわり、部屋、水まわりと設備の順に見ていくと、見落としが減ります。
家のまわり
| 見るところ | 確かめ方 |
|---|---|
| 外壁と基礎 | ひび・欠け・汚れがないか、一周して見る |
| 境界の目印 | 敷地の角の境界標が、図面の位置にあるか |
| 駐車場と庭 | 土間のひびと、水たまりができる所がないか |
| 雨どいと換気口 | 外れや曲がりがないか |
| 玄関ドアと窓の外側 | 傷と、鍵の開け閉め |
晴れた日だと水たまりが分からないので、雨のあとの様子は、引渡しのあとも気にかけてください。
部屋
| 見るところ | 確かめ方 |
|---|---|
| 床・壁・天井 | 傷・へこみ・クロスのはがれや継ぎ目のすき間を、明かりを斜めに当てて見る |
| ドアと引き戸 | 全部を開け閉めして、こすれる音や閉まりきらない所がないか |
| 窓と網戸 | 開け閉めと鍵、網戸が付いているか |
| 収納 | 扉の開け閉めと、棚やパイプの取り付け |
| 床の音 | 部屋の中を歩いて、きしむ所がないか |
床の傷は、スマートフォンのライトを床すれすれに当てると見つけやすくなります。
水まわりと設備
| 見るところ | 確かめ方 |
|---|---|
| キッチン・洗面・浴室・トイレ | 水とお湯を出して流し、下の収納に水が漏れていないか |
| 換気扇と照明 | スイッチを入れて動くか |
| コンセントとテレビの端子 | 図面の位置と数のとおりか |
| インターホンと給湯器のリモコン | 動くか、使い方の説明を受ける |
| 点検口 | 床下と天井裏をのぞいて、水の跡や工事のごみがないか |
設備は、じぶん新築の物件ページの概要表にある「主な設備」の欄と、売買契約のときの仕様書を持って行き、付いているかを一つずつ確かめてください。
売主のオプションや追加の工事を頼んだときは、その注文書も持って行くと確かめやすくなります。
直してもらう頼み方
気になる所を見つけたら、その場でマスキングテープなどで印を付け(貼ってよいかは先に確かめます)、写真を撮ります。
見つけた所は、「場所」「内容」「写真の番号」を書いた一覧にまとめると、売主と話しやすくなります。
| 場所 | 内容 | 写真 |
|---|---|---|
| 2階の洋室の床(窓側) | 長さ3cmほどの傷 | 1 |
| 1階のトイレのドア | 閉めるとこすれる | 2 |
当日の終わりに、一覧を売主と一緒に見て、直す所と、直し終わる日を確かめ、書面に残してもらいます。
どこまで直すかは、売買契約書と売主のアフターサービスの決まりによるので、直すかどうかの判断に迷う所は、その場で売主に聞いてください。
直し終わったら、引渡しの前にもう一度見に行って、一覧の所がすべて直っているかを確かめます。
立会いの日に確かめきれない所があったときは、引渡しの日取りを決める前に売主と相談してください。
引渡しのあとに見つけたとき
住み始めてから傷や不具合に気づくこともあります。
そのときは、売主のアフターサービスの窓口に、写真を添えて早めに連絡してください。
保証の範囲と期間は、売買契約書とアフターサービスの書面に書かれているので、立会いの日に受け取る書類と一緒に保管しておきます。
引渡しのあとに見つけた傷は、住んでからできたものか分かりにくくなるので、立会いの日に丁寧に見ておくことが大切です。
新築建売を買う前に知っておきたい注意点(保証とアフターサービス)
次の一歩
立会いの前に、気になることを相談する
立会いで確かめたいことや、契約書のどこを見ればよいか迷うことがあれば、公式LINEで物件番号と一緒に送ってください。
じぶん新築では、物件番号を送っていただければ、空き状況・仲介手数料・諸費用の明細書をお返事しています。
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
引渡し前の立会いでは、家のまわり・部屋・水まわりと設備を順に見て、傷や不具合、図面や仕様書との違いがないかを確かめます。
見つけた所は印と写真を残して一覧にし、直す所と直す日を売主と書面で確かめ、引渡しの前に直ったかをもう一度見ます。
どこまで直すかは売買契約書とアフターサービスの決まりによるので、迷う所はその場で売主に聞いてください。
この記事のよくある質問
立会いで傷を見つけたら、必ず直してもらえますか?
どこまで直すかは、売買契約書と、売主のアフターサービスの決まりによります。
見つけた所は、場所と内容を書いた一覧にして売主に渡し、直す所と直す日を書面で残してもらうと、あとで確かめやすくなります。
立会いには何を持って行けばいいですか?
図面と仕様書、売買契約書の写し、マスキングテープ、メジャー、スマートフォンがあると便利です。
マスキングテープは、気になる所に貼って印にするのに使います(貼ってよいかは先に確かめてください)。
引渡しのあとに傷や不具合を見つけたら、どうすればいいですか?
売主のアフターサービスの窓口に、写真を添えて早めに連絡してください。
保証の範囲と期間は、売買契約書とアフターサービスの書面に書かれています。
引渡しのあとに見つけた傷は、住んでからできたものか分かりにくくなるので、立会いの日に丁寧に見ておくことが大切です。

