一建設(はじめけんせつ)の建売の特徴。性能・耐震の工法・点検と保証を公式情報から整理
一建設は、飯田グループの建売メーカーで、公式サイトでは「ちょうどいい家」をコンセプトに、住宅性能表示制度の4分野6項目で最高等級を標準にしていると説明しています。
この記事では、公式サイトに書かれている内容を、項目ごとに整理しました。
数字や仕様は、会社の公式サイトの説明で、物件ごとの実際の仕様とは違うことがあります。
グループ全体の成り立ちは、次の記事にあります。
会社と家づくりの考え方
一建設は、東京都豊島区に本社を置く、飯田グループの1社です(公式サイト)。
公式サイトでは、「ちょうどいい家」をコンセプトに、必要なものを選んで無駄を省く家づくりをしていると説明しています。
家づくりのこだわりは、公式サイトで次の5つに整理されています。
| こだわり | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| 価格 | 事前の調査から入居後のサービスまでを自社で行い、年間8,000棟超の規模で、資材の仕入れと土地の取得を効率化する |
| 性能 | 住宅性能表示制度の4分野6項目で最高等級を標準にする |
| サイズ | 面積の大きさと暮らしやすさは比例しない、という考えで、地域のニーズに合わせて提案する |
| アフターサービスと保証 | 定期点検と、10年の基本保証 |
| 技術 | 耐力壁や基礎の工法を自社で開発する |
性能(住宅性能表示制度)
公式サイトには、2022年4月以降の新規の確認申請の物件で、4分野6項目の最高等級の取得を標準にしている、と書かれています。
別のページには、2026年時点で、一部の例外を除く、という注記があります。
戸建住宅の主な等級は次のとおりです(公式サイト)。
| 項目 | 等級 |
|---|---|
| 耐震等級(倒壊等防止) | 等級3 |
| 耐震等級(損傷防止) | 等級3 |
| 耐風等級 | 等級2 |
| 劣化対策等級 | 等級3(約75〜90年の耐久性) |
| 維持管理対策等級 | 等級3 |
| 断熱等性能等級 | 等級5(ZEH水準) |
| 一次エネルギー消費量等級 | 等級6(ZEH水準) |
断熱等級は5で、東栄住宅の公式サイトにある5〜6とは、書き方が違います。
どちらも会社の公式サイトの説明なので、物件ごとの等級は評価書で確かめるのが確実です。
耐震と工法
公式サイトには、耐震の工法として、次の内容が書かれています。
- 全棟で地盤調査を行う
- ベタ基礎を標準にする
- 鋼製の床束を使う
- 木造軸組みの工法で、耐震金物で接合部を補強する
- 剛床工法で、横揺れに備える
さらに、自社で開発した技術を、公式サイトの「はじめの技術」のページで紹介しています。
| 技術 | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| HW5.0 | 手間を増やさず、1つで壁倍率5.0以上になる耐力壁。釘を打つ位置を印刷した面材で、施工の精度を上げる |
| HW5.0Σ | 内側に使う、壁倍率5.0の筋交い。2025年6月に国から壁倍率5.0の性能として認められ、木製の筋交いでは国内初と書かれている |
| HT Base基礎一体打ち工法 | 基礎の底盤と立ち上がりを、1回のコンクリートでつくる工法 |
これらが、すべての物件に使われているかは、公式サイトには書かれていません。
使われている工法は、物件の販売図面や、売主の資料で確かめてください。
点検と保証
公式サイトには、戸建住宅のアフターサービスが次のように書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定期点検 | 引き渡しから6か月、2年、5年、10年の4回 |
| 基本保証 | 10年間 |
| 長期の保証 | 5年ごとに、最長35年まで延長できる |
| シロアリ保証 | 5年間 |
| 保証の引き継ぎ | 第三者への譲渡や、配偶者・子への相続のときにも、保証期間を引き継げる |
| オーナー向けのサイト | 「はじめCLUB」でメンテナンスの情報を提供する |
延長の条件や、有償の点検・工事の内容は、保証書で確かめてください。
長期優良住宅
公式サイトには、長期優良住宅の制度と、購入した人が受けられる経済的なメリットを紹介する記事があります。
ただし、今回確認した公式のページには、一建設の分譲戸建が標準で認定を取るかどうかは、書かれていませんでした。
認定の有無は、物件ごとに、認定通知書で確かめてください。
認定の基準と、確かめる書類は、次の記事にまとめています。
公式情報で分からないこと
今回確認した公式のページには、次の項目の標準は書かれていませんでした。
- 駐車場の台数(物件ごとに違うので、販売図面で確かめます)
- キッチンや浴室などの設備のメーカーとグレード
- 制震の装置の有無
- 外構の工事の範囲
これらは、物件ごとの販売図面や設備表で確かめられます。
建売メーカーを比べるときのチェック
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 耐震 | 耐震等級はいくつか。評価書はあるか |
| 断熱・省エネ | 断熱等級と一次エネルギー等級 |
| 長期優良住宅 | 標準か、オプションか、認定通知書はあるか |
| 地盤 | 調査の方法と、改良費が価格に含まれるか |
| 点検と保証 | 初期の年数、延長の条件、有償になる時期 |
| 設備・駐車場 | 設備表と、駐車場の台数 |
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
一建設は、公式サイトで、住宅性能表示制度の4分野6項目の最高等級(耐震等級3、断熱等級5、一次エネルギー等級6など)を標準にしていると説明しています。
定期点検は4回、基本保証は10年で、5年ごとに最長35年まで延長できると書かれています。
長期優良住宅の標準や、駐車場の台数、設備は、物件ごとの書類で確かめてください。
気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。
出典と確認日
- 一建設 公式サイト「はじめのこだわり」(ちょうどいい価格・性能・ちょうどいいサイズ・アフターサービスと保証・はじめの技術)
2026年10月1日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、一建設の公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。
この記事のよくある質問
一建設の建売は、耐震等級3ですか?
公式サイトには、2022年4月以降の新規の確認申請の物件で、住宅性能表示制度の4分野6項目の最高等級の取得を標準にしている、と書かれています。
耐震等級は、倒壊等防止と損傷防止のどちらも等級3、耐風等級は等級2です。
一部例外を除く、と注記されているので、物件ごとに評価書で確かめてください。
一建設の建売は、断熱等級はいくつですか?
公式サイトには、断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(どちらもZEH水準)と書かれています。
物件ごとの等級は、評価書や省エネ性能ラベルで確かめてください。
一建設の建売は、引き渡しのあとの保証はどうなっていますか?
公式サイトには、定期点検が6か月・2年・5年・10年の4回、基本保証が10年、シロアリ保証が5年と書かれています。
長期の保証は、5年ごとに最長35年まで延長できると説明されています。

