タクトホーム(グラファーレ)の建売の特徴。長期優良住宅・ZEH水準・耐震の工法・点検を公式情報から整理
タクトホームは、飯田グループの建売メーカーで、分譲住宅のブランド「グラファーレ」の公式サイトでは、長期優良住宅の全棟取得、ZEH水準、住宅性能評価書の取得、独自の耐震工法を、特徴として説明しています。
この記事は、2026年10月11日に、タクトホームの公式サイトの全ページを洗い出し、建売の仕様や保証に関わるページを読み直して、項目ごとに整理したものです。
数字や仕様は、会社の公式サイトの説明で、物件ごとの実際の仕様とは違うことがあります。
同じ会社の中でも、ページによって書き方が違うものは、その旨を書いています。
グループ全体の成り立ちは、次の記事にあります。
飯田グループ6社の仕様を並べた表は、飯田グループ6社の建売を比べるにあります。
会社ごとの価格帯と標準仕様は、福岡の建売メーカーの価格帯と標準仕様の分布図で見られます。
会社とブランド
タクトホームは、飯田グループホールディングスのグループ企業です。
分譲住宅のブランド名は「グラファーレ」で、公式サイトには、次のラインナップが載っています。
| 種類 | ブランド |
|---|---|
| 新築分譲住宅 | GRAFARE DESIGN HOUSE |
| 建築条件付売地 | GRAFARE MY SELECT |
| カラーセレクト住宅 | GRAFARE COLOR SELECT |
| 注文住宅 | GRAFARE ORDER HOUSING、GRAFARE TOCHI FULL |
| 再生住宅 | GRAFARE REUSE HOUSE |
この記事で扱うのは、新築分譲住宅(建売)の説明です。
公式サイトの書き方の一覧
| 項目 | 公式サイトの書き方 |
|---|---|
| 耐震等級 | 住宅性能表示の主要6項目(耐震等級を含む)で、最高等級を全棟で取得と書く |
| 住宅性能評価書 | 設計と建設の2つの評価書を、全棟で取得と書く |
| 断熱等級 | 全棟ZEH水準で、断熱等級5・一次エネルギー消費量等級6。UA値0.6以下 |
| 長期優良住宅 | 全棟取得と書く(2025年4月以降、順次。建物面積などでならない場合がある) |
| 制震装置 | 洗い出したページに、記載なし |
| 太陽光 | 条件つき。特集のページは標準採用と書くが、太陽光のページは搭載した住宅についての説明 |
| 定期点検 | 6か月・2年・5年・10年(ページによっては6か月・2年・5年の3回の書き方) |
| 保証 | 長期10年・短期2年。5年ごとの有償メンテナンスで、長期保証の部分を最長60年まで延長 |
「記載なし」は、公式サイトの全ページを洗い出して読んだ範囲で、書かれていなかったという意味です。
記載がないことは、その設備や仕様がないことと同じではありません。
長期優良住宅
公式サイトには、グラファーレは長期優良住宅を全棟で取得している、と書かれています。
特集のページでも、長期優良住宅が標準仕様と書かれています。
ただし、次の注記があります。
- 建物面積などによっては、長期優良住宅にならない場合がある
- 2025年4月以降、順次取得している
「2025年4月以降、順次」という書き方からは、それより前に確認を受けた物件は、認定を取っていないことがあると読めます。
公式のnoteの記事では、「標準で長期優良住宅の基準をクリア」という別の書き方もされています。
「全棟取得」と「基準をクリア」は同じ意味ではないので、認定を取っているかは、物件ごとに認定通知書で確かめてください。
認定の基準と、確かめる書類は、次の記事にまとめています。
性能評価と耐震
公式サイトには、住宅性能表示制度の主要6項目で、最高等級を全棟で取得していると書かれています。
地震に強い家のページに並んでいる6項目は、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)、耐震等級(構造躯体の損傷防止)、耐風等級、ホルムアルデヒド対策等級、劣化対策等級、維持管理対策等級です。
劣化対策等級と維持管理対策等級は、等級3(最高等級)と書かれています。
維持管理対策等級には、市区町村の条例によって、仕様と等級が違う場合があるという注記があります。
住宅性能評価書は、大工技術のページのよくある質問で、設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の2つを全棟で取得していると書かれています。
前回(10月1日)の確認では、評価書を全棟で取るという記載を見つけられませんでしたが、今回の読み直しで確かめられました。
独自の工法と部材は、次のように説明されています。
| 名前 | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| I.D.S工法 | 木造の柱や梁で組む在来工法と、外壁・1階と2階の床組・屋根を一体化する構造用合板パネル工法を、組み合わせた独自の工法 |
| オリジナル耐力パネル | 国土交通大臣の認定を日本で初めて取得したと書かれている耐力パネル。壁倍率5.0の性能 |
| オリジナル金物「TロックII」 | 柱と基礎を固定する金物。4件の特許を取得している |
制震装置や免震装置の記載は、洗い出したどのページにもありませんでした。
断熱とZEH水準
公式サイトには、グラファーレは全棟をZEH水準とし、断熱等級5・一次エネルギー消費量等級6と書かれています。
ZEHのページには、UA値0.6以下の性能を確保しているとも書かれています。
前回(10月1日)は、断熱等級の数字を確かめられず、UA値だけを書いていましたが、今回の読み直しで等級5と確かめられました。
断熱等級は5なので、等級6以上を標準とする書き方ではありません。
UA値は、外皮(壁・屋根・天井・床・開口部)の熱の通しやすさを、外皮の面積で割った数値で、低いほど断熱性能が高くなります。
仕様として、次のものが書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓 | アルミ樹脂複合サッシ(住宅性能・アフターサポートのページ) |
| 壁 | 外壁通気工法 |
| 給湯 | エコジョーズ(ZEHのページ) |
太陽光
太陽光は、ページによって書き方が違います。
| ページ | 書き方 |
|---|---|
| 特集 | 新築の分譲住宅は、太陽光パネルを標準採用。累計1,200棟以上の導入実績 |
| サステナビリティ | 東京ガスと協業し、新築住宅に太陽光パネルの設置を標準採用する取り組みを始めた |
| GRAFARE SOLAR | 2025年11月設計分から、太陽光パネルを搭載した住宅には、全棟で防眩パネルを採用 |
| ZEH | 初期費用0円のPPAモデル(電力販売契約)で導入する |
太陽光のページは「搭載した住宅」についての説明で、福岡の物件に載るかは、どのページにも書かれていませんでした。
PPAモデルの太陽光発電は、設備の費用を支払わずに導入できる一方、電気の買い方や契約の期間が、契約書で決まります。
付いているかどうか、買い取りか電力販売契約か、契約の期間、途中で売却するときの扱い、屋根の工事のときの取り外し費用は、購入の前に、書面で確かめてください。
点検と保証
オーナー向けのページには、次の項目が載っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定期点検 | 6か月点検、2年点検、5年診断、10年診断(無料) |
| 10年診断の対象 | 5年診断と防蟻工事を受けた人 |
| シロアリ | 5年保証・診断 |
| 保証 | 長期保証10年(構造耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防ぐ部分)、短期保証2年(木工事の部分など) |
| 保証の延長 | 5年ごとに必要なメンテナンスを受けると、長期保証の部分を最長60年まで延長。検査とメンテナンス工事は有償 |
| 地盤 | 第三者の地盤認証による20年の地盤保証 |
グラファーレの住宅性能・アフターサポートのページの本文は、6か月目・2年目の点検と5年目の診断の3回の書き方で、オーナー向けのページは10年診断を含む4回の書き方です。
アフターサービスの流れのページには、20年目に地盤保証の再保証が必要で、その費用はお客様の負担になると書かれています。
延長の条件や有償の工事の内容は、契約の前に、保証書で確かめてください。
公式情報で分からないこと
- 福岡の物件に太陽光が載るかと、その契約の形
- 制震装置の有無
- 駐車場の台数(物件ごとに違うので、販売図面で確かめます)
- 設備のメーカーとグレード
建売メーカーを比べるときのチェック
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 耐震 | 耐震等級と評価書の有無 |
| 断熱・省エネ | 断熱等級またはUA値と、一次エネルギー等級 |
| 太陽光 | 付いているか。自己所有か、PPAなどの契約か。契約の期間と条件 |
| 長期優良住宅 | 標準か、いつの物件から取得しているか、認定通知書はあるか |
| 点検と保証 | 初期の年数、延長の条件、有償になる時期 |
| 設備・駐車場 | 設備表と、駐車場の台数 |
この物件は0円になる?と思ったら
物件番号かURLをLINEで送ってください。取引態様を確認してお返事します。
まとめ
タクトホームのグラファーレは、公式サイトで、長期優良住宅の全棟取得(2025年4月以降、順次。面積などで取れない場合がある)、全棟ZEH水準(断熱等級5・UA値0.6以下)、設計と建設の評価書の全棟取得、独自のI.D.S工法を説明しています。
点検は6か月・2年・5年・10年で、5年ごとの有償メンテナンスで最長60年まで保証を延長できる制度があります。
太陽光は、標準採用と書くページと、搭載した住宅についての説明のページがあるので、物件ごとに確かめてください。
認定の有無、評価書、太陽光の契約、駐車場の台数は、物件ごとの書類で確かめてください。
気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。
出典と確認日
- タクトホーム 公式サイト(会社サイト・グラファーレ・オーナーサポート・公式note): 全ページを洗い出し、関連ページを読んだ(洗い出し789ページ・読んだ47ページ)。主な根拠は 大工技術(よくある質問)・住宅性能・アフターサポート・地震に強い家・長期優良住宅・グラファーレのZEH・特集・GRAFARE SOLAR・次世代に繋げる住まいづくり・長期保証・短期保証・保証延長
2026年10月11日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、タクトホームの公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。
この記事のよくある質問
タクトホームの建売は、長期優良住宅ですか?
公式サイトでは、グラファーレは長期優良住宅を全棟で取得していて、2025年4月以降、順次取得していると書かれています。
建物面積などによっては、長期優良住宅にならない場合があると注記されています。
2025年4月より前に確認を受けた物件は、認定でない場合があるので、物件ごとに認定通知書で確かめてください。
タクトホームの建売は、ZEH水準ですか?
公式サイトには、全棟をZEH水準とし、断熱等級5・一次エネルギー消費量等級6、UA値0.6以下と書かれています。
断熱等級は5なので、等級6以上ではありません。
タクトホームの建売に、太陽光発電は付いていますか?
特集のページには、新築の分譲住宅は太陽光パネルを標準採用と書かれています。
一方で、太陽光のページは「搭載した住宅」についての説明で、ZEHのページは初期費用0円の電力販売契約(PPA)で導入すると説明しています。
福岡の物件に載るかは書かれていないので、付いているかどうかと、買い取りか電力販売契約かは、物件ごとに確かめてください。
タクトホームの建売の点検と保証は、どうなっていますか?
オーナー向けのページには、6か月点検・2年点検・5年診断・10年診断を無料で行うと書かれています。
保証は、長期保証が10年、短期保証が2年で、5年ごとに有償のメンテナンスを受けると、長期保証の部分を最長60年まで延長できます。
延長の条件や有償の工事は、保証書で確かめてください。

