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アーネストワン(クレイドルガーデン)の建売の特徴。耐震+制震・性能評価・地盤・保証を公式情報から整理

公開
監修野上 俊彦宅地建物取引士・FP2級/株式会社おもいで不動産 代表取締役

アーネストワンは、飯田グループの建売メーカーで、分譲戸建のブランド「クレイドルガーデン」の公式サイトでは、耐震と制震を兼ねた「QUIE」と、住宅性能表示制度の4分野6項目の最高等級を、特徴として説明しています。

この記事では、公式サイトに書かれている内容を、項目ごとに整理しました。

数字や仕様は、会社の公式サイトの説明で、物件ごとの実際の仕様とは違うことがあります。

グループ全体の成り立ちは、次の記事にあります。

飯田グループの建売とは? 6社の関係と、共通の品質基準

会社とブランド

アーネストワンは、飯田グループホールディングスのグループ企業です(公式サイト)。

建設業は国土交通大臣許可(特-5)第23042号、宅地建物取引業は国土交通大臣(6)第6157号と、公式サイトに書かれています。

分譲戸建のブランド名は「クレイドルガーデン」です。

公式サイトでは、無駄を省いた徹底したコスト管理と、耐震・制震性能や建築資材の均一化などの品質へのこだわりを、両立させると説明しています。

クレイドルガーデンには、次の「5つの約束」があります。

約束
住宅性能表示制度の4分野6項目で最高等級を取得
耐震+制震の地震に強い家
快適で光熱費を抑えるZEH水準
こだわり品質を誠実価格で
技術を磨き、工夫を重ねる

耐震と制震

公式サイトによると、2階建の分譲住宅は、建築基準法で定められた壁量の1.5倍に達する性能がある、と説明されています。

さらに、共同開発した制震装置「SAFE365」を搭載し、耐震と制震を兼ねた住宅ブランドとして「QUIE(クワイエ)」を展開しています。

SAFE365は、3階建てと平屋には搭載していない、と注記されています。

つまり、制震装置の有無は、階数によって違います。

物件の階数と、制震装置の有無は、販売図面や仕様書で確かめてください。

住宅性能表示制度の等級

公式サイトには、2022年4月1日以降に建築確認申請を行う分譲戸建住宅を対象に、4分野6項目の最高等級を取得する、と書かれています。

分野項目等級
構造の安全耐震等級(倒壊等防止)等級3
構造の安全耐震等級(損傷防止)等級3
構造の安全耐風等級等級2
劣化の軽減劣化対策等級等級3(おおよそ75〜90年の構造躯体の耐久性を想定)
劣化の軽減維持管理対策等級等級3
温熱環境断熱等性能等級等級5
温熱環境一次エネルギー消費量等級等級6
空気環境ホルムアルデヒド発散等級等級3

断熱等級5と一次エネルギー等級6は、ZEH水準と説明されています。

ページには、全棟に適用されるという書き方は、見当たりませんでした。

物件ごとの等級は、評価書で確かめるのが確実です。

省エネ性能ラベル

公式サイトには、2024年4月以降に建築確認を取得した物件から、省エネ性能ラベルを公開していると書かれています。

公開している省エネ性能ラベルの評価方法は「自己評価」で、第三者評価ではない、と明記されています。

東栄住宅の公式サイトには、第三者評価のBELSを全棟で行うという説明があり、会社によって、ラベルの評価方法が違います。

地盤と造成

公式サイトでは、土木開発課と地盤改良・解析課が、土地の安全性を確かめると説明しています。

項目公式サイトの説明
地盤調査すべての土地で、スクリューウェイト貫入試験(SWS試験・JIS A 1221:2020)を行う
地盤改良必要に応じて、柱状改良、表層改良、小口径鋼管、自社開発のEcoX-G工法から選ぶ
地盤保証補強工事が必要と判定された場合は、補強工事を行ってから保証する

地盤の調査や改良の費用が、価格に含まれるかどうかは、公式のページには書かれていませんでした。

契約の前に、売主の資料で確かめてください。

標準設備

公式サイトの標準仕様のページには、次のカテゴリーの設備が載っています。

カテゴリー載っているメーカー
オール電化Panasonic、CORONA、三菱のIHクッキングヒーター
キッチンFIRST PLUS、クリナップ
トイレTOTO
バスルームHousetec、TOTO、SEKISUI
洗面台FIRST PLUS
内外装玄関、建具・収納、フローリング、サイディング、コンセント、感震ブレーカー

「掲載の製品は、同等品に変更する場合があります」と書かれています。

物件ごとの設備は、設備表で確かめてください。

点検と保証

公式サイトには、引き渡しのあとの保証が次のように書かれています。

項目内容
長期保証(10年)基礎・土台・柱・梁などの構造耐力上主要な部分、屋根・外壁・バルコニーなど雨水の侵入を防ぐ部分
短期保証(2年)内部仕上げ、建具、外部仕上げ、設備
防蟻処理5年
設備の延長保証キッチン・給湯器・浴室設備などに、独自の「住宅設備延長保証サービス」がある
定期点検独自の基準で実施する。回数と時期は、確認したページには書かれていない
保証の引き継ぎ所有者が変わるときは、所定の手続きをして、保証者が承認した場合に、残りの保証期間を引き継げる
窓口お客様相談センター(9:00〜18:00・年末年始を除く)

定期点検の回数と時期、延長保証の条件は、契約の前に、保証書で確かめてください。

長期優良住宅

今回確認した公式のページには、長期優良住宅の標準や認定についての記述は、見当たりませんでした。

認定の有無は、物件ごとに、認定通知書で確かめてください。

認定の基準と、確かめる書類は、次の記事にまとめています。

長期優良住宅とは? 新築建売は標準で取っているのか

公式情報で分からないこと

  • 駐車場の台数(物件ごとに違うので、販売図面で確かめます)
  • 定期点検の回数と時期
  • 地盤改良の費用が価格に含まれるか
  • 長期優良住宅の標準

建売メーカーを比べるときのチェック

項目確かめること
耐震・制震耐震等級と、制震装置の有無(階数で違うことがある)
断熱・省エネ断熱等級と一次エネルギー等級。省エネ性能ラベルの評価方法
長期優良住宅標準か、オプションか、認定通知書はあるか
地盤調査の方法と、改良費が価格に含まれるか
点検と保証初期の年数、設備の保証、延長の条件
設備・駐車場設備表と、駐車場の台数

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まとめ

アーネストワンのクレイドルガーデンは、公式サイトで、耐震と制震を兼ねたQUIE(2階建はSAFE365を搭載)、4分野6項目の最高等級(耐震等級3、断熱等級5、一次エネルギー等級6など)を説明しています。

保証は、構造と雨水の侵入を防ぐ部分が10年、設備などが2年、防蟻が5年です。

制震装置は階数で違い、省エネ性能ラベルは自己評価です。

長期優良住宅の標準、定期点検の時期、駐車場の台数は、物件ごとの書類で確かめてください。

気になる物件がある場合は、物件番号かURLを公式LINEで送っていただければ、お調べします。

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出典と確認日

  • アーネストワン 公式サイト
  • クレイドルガーデン 公式サイト(耐震・制震、住宅性能評価、ZEH水準・省エネ性能ラベル、標準設備・仕様、地盤・造成、安心サポート・延長保証サービス)

2026年10月1日に確認しました。会社の仕様や保証は変わることがあるので、購入の前に売主の最新の資料で確かめてください。この記事は、アーネストワンの公式サイトの内容をまとめたもので、当社が評価や順位づけをしたものではありません。

この記事のよくある質問

アーネストワンの建売に、制震装置はついていますか?

公式サイトには、2階建の分譲住宅に、共同開発した制震装置「SAFE365」を搭載し、耐震と制震を兼ねた「QUIE(クワイエ)」を展開している、と書かれています。

SAFE365は、3階建てと平屋には搭載していないと注記されています。

アーネストワンの建売は、断熱等級はいくつですか?

公式サイトには、断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(ZEH水準)と書かれています。

対象は、2022年4月1日以降に建築確認申請を行う分譲戸建です。

アーネストワンの建売の保証は、何年ですか?

公式サイトには、基礎・土台・柱・梁などの構造耐力上主要な部分と、屋根・外壁などの雨水の侵入を防ぐ部分は10年、内部仕上げ・建具・設備などは2年、防蟻処理は5年と書かれています。

キッチン・給湯器・浴室設備などには、独自の延長保証サービスがあると説明されています。

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野上 俊彦

株式会社おもいで不動産 代表取締役/宅地建物取引士。福岡市で売却と新築建売の仲介を行う。

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